相模原市緑区(旧・津久井町内)で着工した久しぶりの『ガル・ハウス』です。
若い施主様に似合う外装がガルバリウム+チャネルウッド、内装がオークでまとめた、
創和建設の手作り住宅のもう一つの標準的な仕様です。

ガル主体の場合は、いつも以上に外面にも気を使わないといけません。
中途半端に設計してしまうと、とても格好悪い外観になってしまいます。

今回は、ガル・ハウスの設計のスペシャリスト(遠山信夫アトリエ)さんに頼みました。

半年後にこの土地にどんな箱が現れるか、楽しみにしています。

創和建設では、現在あきる野市にて、3軒の新築工事を請けております。
そのうちの2軒目、住宅ではなく歯科医院。
ちょっとだけ、無垢と自然に寄った静かな住宅街に建つ歯科医院です。


あきる野の新興住宅街に建築するこの建物は、創和建設のモデルや見学会に参加されたお客様が、
間取り、素材などにも気を遣い、個性豊かな医院…「患者さんがゆったりと出来るような歯科医院になるといいな」と思い描いて設計に入りました。藤野のてくてくさんと同じ感じです。


一般住宅と違い、設備が多く、その希望の全ては叶わないとは言え、
他と違った歯科医院になることは間違いないと思っています。
「心が安まる歯医者さん いいですね~」

今回は、ストック写真より…なんとなく落ち着きがある県…“岡山県“。
私たちは、建築に偏った見かたしか出来ませんが…岡山じつにいいです。
神戸のある近畿・兵庫県と中国地方の経済と観光の雄の広島に挟まれながらも、
個性豊かな文化と発信力を持って存在感を放っている。


白壁とナマコ壁土蔵多くの素敵な建物が並ぶ昼も夜も美しい倉敷美観地区。そこにはゴーギャンやモネで有名になった大原美術館、大正時代の建物をリノベーションした蔦の絡まる老舗のレトロカフェのエル・グレコ、やはり蔦のホテル&レストラン旧倉敷紡績所のリノベ建物の倉敷アイビースクエア、美観地区の入り口、いい感じの観光案内所の倉敷館、倉敷デニム関係の建物も…、その他にも倉敷民藝館や大橋家住宅をはじめ多くの古い建物が残っています。少し離れているが、水島コンビナートの夜景もカッコいい。


国の伝統的建造物保存地区み指定されているジャパンレッド・ベンガラとボンネットバスで有名な赤の町・吹屋ふるさと村。ベンガラ格子の町屋が約300m続いている。その建物群の中心となる片山家住宅。散策中に布やさんの店員さん(奥様かも…)は、海外の方もおられました。その大きいとは言えない街道からちょっと登ったところにある廃校になった現役最後の木造の学校…旧・吹屋小学校も懐かしかったです。その他、吉備津神社など忙しい1日です。



余った時間で、倉敷をはじめ岡山で街並み保存を考えている不動産会社・設計事務所・建設会社なども訪ねがら…中には現場も見せていただきながらとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。古くて新しい街“OKAYAMA・KURASIKI“いいですよ〜。

JR藤野駅から徒歩3分、素敵なカフェがオープンしました。
ご自宅を創和建設に頼んでいただいた施主のKさんがオーナー。

外観も内観(床・壁の質感と色彩)も、とても素敵〜いちいちお洒落です。
都内の下北あたりも路地にあってもいいような…そして一昨年訪れた
台北のリノベストリート赤峰街にあってもいい感じの佇まい。


流れている空気がまったりと…そう、リネンの質感が似合う空気なんです。
きっちりし過ぎない、色々と余計なことを考えやり過ぎない、リノベーション…
建築が生業の私たちにとっても、とても参考になります。

皆さんぜひ一度訪れてみてください。

2024年07月15日

ものづくりマイスター

創和建設の大工さんはとても優秀…有難いことにお客様にそう褒められることが多い。
今日は、その中から八王子の坂口棟梁のご紹介。
生まれも育ちも遊びも八王子。いつのまにか50歳になった笑顔の坂口棟梁。
「出会った頃は若かったのに、いつの間にか50か…」私の率直な感想です。

忌野清志郎と三浦友和の同級生コンビ、佳那晃子、そしてアンジャッシュなどが卒業した都立日野高校を卒業し、大工さんになりました。
そう、日野高校の卒業生の1番の自慢は忌野清志郎なんだと思います。

彼の趣味は仕事、そして好きな芸能人は宇多田ヒカルと尾崎豊らしい。
尾崎豊の格好良さと生きざまが好きと言ってました。年齢的にもどストライク‼︎ですね。
ストライクではない私たちでも、特にライブの「FORGETーMEーNOT」は感動もの。
たった1人で、あの世界を作り出す存在感のモノ凄さは無二のものかと…。

坂口さん、特に和風の木組の伝統工法の家が大好き。
日本独特の手作りの木組の素晴らしさに魅せられた職人。
そんな仕事をやりたくて、有難いことに創和建設に来ていただいてます。

これから東京都西東京市の和風住宅に取りかかります。
古材利用もある、昔懐かしい空気が漂う家になりそう…彼にピッタリかと。

丁寧に…丁寧に…時間をかけてゆっくり作るそんな坂口大工さんのご紹介でした。