2011年12月03日
宮ヶ瀬住宅(2地域居住の家)の基本設計もうすぐ完了。
創和建設は不動産部・建設部(建築・土木)の他に…
表には出ませんが、「設計部」なるものも存在します。
なぜ表にでないかと言いますと、
まわりに優秀なたくさんの設計士さんがおられるから(笑)。
だったら設計能力も生かしつつ施工に全神経を注ぐことにしています。
今回の「宮ヶ瀬の住宅」は、1年振りに弊社で基本設計を実施。
今までのノウハウと気合いとで「小さく建てて、大きく住もう」を目標に
(実は、コレ昔からの私の口癖ですが)しています。
とにかく、楽しく暮らせる住まいになればいいなあと思います。
神奈川県で唯一の村(清川村)。山の中のわりに空が広く感じます。
電車やバスも便利とは言えないが、通勤・通学をあまり気にしない
「終の住処」や「2地域居住」を求められる方はとても多い地域。
「小さく建てて、大きく住もう」って、言うのは簡単、やるのは難しい。
ただ、たまにあるんですよね。完成見学会を開催したおりに、お客様より
「この建物は40坪くらいですか?」と実際より大きめに聞かれることが。
それも10坪近く大きく。
このような建物の特徴は、まず空間のとり方が非常に上手い。
間仕切りやドアの数が少ない割にとても計算されているんですね。
(まず間取りありきの計画ではとても出来ない事です)
OBのお客様のこの相模湖の住宅を(ご参考に)見ていただきました↓
これは、庭にも言えることで、窓からの景色やリビングの繋がりで
とても広く見えたりします。(トリックアートのように?)
窓枠が額縁になり、外の景色が庭を通して一体になる感じ。
創和では、藤野「風光山荘」という別荘がその代表です。
外構や植栽やアプローチも大切な材料です。
家や車庫やアプローチが敷地に沿ってなかったりする。
一見非常識、でも実は合理的。
来年の春に着工予定のこの「宮ヶ瀬の住宅」
2地域居住の平屋住宅…まわりの建物が○○ホームさんも建っていて、
少し残念なところもありますが、来秋にはほぼ完成となります。
嬉しいことにその熱心な八王子のお客様は、
わざわざ「ホームページを見てきました」と弊社へ突然見えられました。
(今年は他にも八王子・藤野・上野原3組の方が突然同じように…
皆さんハウスメーカーやパワービルダーをかなり見尽くしたあと、
私たちを選択していただき、とてもありがたく思っています。)
長い時間をかけ(ご迷惑をおかけしましたが)施主様と打合せがほぼまとまり、
あとは、細部の修正と材料選びと色決めくらい。
別荘の空気感満載で、とても楽しそうな家。
アウトリビングのデッキに腰かけ、趣味の畑を眺めている風景が浮かんできます。
↓もうひとつの宮ヶ瀬の顔 「クリスマスのイルミネーション」です。
この地域では相模湖プレジャー・フォレスト(東日本最大級)と双壁!
そしてそして…小さく建てて大きく住もう!!!です。
(そうそう)この住宅も「かなりのセルフビルド住宅」になります。
2011年12月02日
セルフビルドの必需品…タナクリーム
「焼き杉と土間のある住宅」 にて、セルフビルドによる壁塗りで大活躍。
田中石灰工業の「タナクリーム」という材があります。(漆喰の一種)
この商品は誰でも(?)蓋を開ければ簡単に塗れ、準備も片づけも楽。
粉末顔料を混ぜれば好きな色も可能。
そして一番いいところ…自然素材の中でも安価であること。
こんなに良いところばかりなのに、藤野の「湖のいえ」や「風のいえ」で
使えなかった理由は…自然素材の純度と平滑に出来ないことによります。
こだわり抜いての、土佐漆喰・薩摩中霧島(白洲)もいいが、
タナクリームの自ら施工で、ご自分の家の壁を塗る。
10年後20年後のリフォームも自分でやる。
このような家づくりも大変魅力のあるものです。
ご自分にとっての№1がセルフビルドであるとしたら…
「タナクリーム」お試しあれ!
来年1月~「思いっきりセルフビルド完成見学会」で見て下さい。
簡単とは書きましたが、やはり練習した方がいいです。
2011年11月29日
現在の「風のいえ・プロジェクト」の様子
相模原市緑区(旧藤野町)「自然住宅限定土地・風のいえプロジェクト」
(地熱のいえ・土壁のいえ)の現在の工事状況です。
ともに、時間のかかる住宅で、ご近所の方には
「なかなか仕上がらないね~」などと言われながら、
「最低でも半年はかかりますよ~」などと答えてます。
今年の夏に着工し、仕上りは来春(3月予定)サクラの咲く頃です。
●地熱のいえ
大工さんが、軸組みや外装の下地を1人でトントンとがんばっています。
また、屋根屋さんもガルバリウムの屋根を綺麗に葺いています。
この建物は通気クンというおもしろい名前の通気シートも採用しています。
健康な自然素材に合理性を加味し、ふるいにかけた材を集めた結果、
地熱住宅であることを忘れるほど、いろいろな楽しい実験的なモノも
これから登場すると思います。ただし完成形は落ち着いたたたずまいです。
●土壁のいえ
現在は、大工さんと左官屋さんと電気屋さんです。
小舞土壁の名の通り、竹で編んだ壁に土を塗っています。
「そよ風」や「素焼きの藤岡瓦」も届き、そろそろ次の工程へ。
伝統工法のため、一般の住宅と工程が少し違います。
竹を割っている左官屋さんの写真を載せておきます。
こちらも名が示すとおり、落ち着いたたたずまいの家となります。
自然住宅が、ブロック塀やフェンスもない広い敷地の中で、
植栽や畑や木々の中に建っている景色が…来年の今頃に。
みんなが同じ方向を見据えることで、趣は数倍・数十倍に!
2011年11月27日
創和建設…電磁波測定週間(測る・量る・計る)!
11月28日(月)~12月3日(土)
相模原市緑区(藤野・相模湖)プラス上野原市内にて
電磁波測定を行います。(高周波に限る)…2種類の測定器で。
予定地は、藤野×3か所・相模湖及び上野原×1か所。
これからの家づくりに少しでも役にたてればと思っています。
1週間だけ、エコロガさんから「電磁波測定器」借りてきます。
データ(数値)に関しては、公表はできませんが、
家づくりを考えておられる方と一緒に「電磁波過敏症」についても、
これからも、いろいろとお話しできればと思います。
現在は、外からの高周波を防ぐ建築工法もある程度発案されています。
また、建物内の仕上げ・配線の種類などにおいては、いくつかの材の複合で
ある程度緩和できるとも言われております。
低周波がメインですが、オールアース住宅等。
「化学物質過敏症」「電磁波過敏症」など、鈍感な私には全て理解は
出来ませんが、弊社のお客様のたぶん2割くらいの方が悩んで
おられる…または、心配しておられます。
自然住宅を建てるお客様には避けては通れない問題ではあります。
これからも、真摯に取り組み勉強していければと思っています。
大小にかかわらず「化学物質過敏症」の方の住まいづくりは、
ここ何年かで経験を積ませていただきました。
また、「電磁波過敏症」については、同上のお客様がその一部
持っておられる方が数名おられたので、ちょっと経験。
どちらの「過敏症」も症状が千差万別なのでこれといった万能薬は
ありませんが、少しづつ足し算をして少しでも改善できればいいのですが。
原発と一緒で電波を出す側は心配ないと言い、またその逆もありです。
高圧線・携帯基地・パソコン・IH・給湯器・電子レンジ・冷蔵庫…等々
みんな便利なものです。目に見えないモノは測る・計る・図る・量る!
まずは、電磁波測定週間…なるべく多くの土地を測るつもりです。
(最終的には、個人が体感していただくことが1番ですが)
頭の中を真っ白にして、先入観を取り払い、測定器の数字だけ…
前回のガイガーカウンターに続き、さてどんな結果になりますか?
まずは、会社・自宅など身近なとこの高周波(測る・量る・計る)!
弊社で頭痛を訴える人⇒電磁波じゃなく、それただの飲みすぎ!!
↓実物、昨日届きました。
●昨日、藤野アートヴィレッジと日連の恒例のお祭り(イベント)
「エレファント・マーケット」と「サニーサイド・ウォーク」で購入
とても美味しく、体にもいい天然酵母パンです。↓
小さいながらも、楽しいイベントやライブの多い町です。
2011年11月26日
大化けしそうな予感…プロジェクト「木蓮の丘」
相模原市緑区名倉…既存の土地の入り口に木蓮。
そこから「木蓮の丘」と改名した分譲計画土地です。
創和建設の今年最後の「自然住宅限定土地」
「芸術の小路」から少し入った行き止まりの土地。
入り口にはこんなん立ってます
最初は、既存住宅が大きすぎてどうなることかと思いましたが、
いろいろと考えているうちに…「こりゃ化けるな」って感じです。
なにが良いかというと、北と南の景色が抜群!
もとの土地の持つポテンシャルが最高。
南は眺望の明るい土地。北は森の中の土地。
遠くに見える夕焼けも、とても美しい。
それに井戸までついて…う~ん!
ある種、田舎暮らしの好きな方にとっては、
四季折々、その時々の夢が描ける場所。
曲面道路と適度な植栽、それにもとからある雑木林…などなど。
(既存の植栽に、どうだんツツジや黄金ツゲでアプローチづくり)
なによりこの450坪のシンボルと言える「木蓮」のたたずまい。
あとは、こちらに住まわれる方のモチベーションにかけます!
2区画で雰囲気をかもしだすのは難しいとはいえ、見れば見るほど…
既存住宅をも巻き込んでの、三位一体となった家づくりができそう。
「プロジェクト 木蓮の丘」
「こりゃー、大化けするな!」の予感 実に楽しみ。(笑)