2012年04月02日
芸術の町・藤野「風のいえプロジェクト」…地熱住宅完成見学会!
創和建設(風のいえプロジェクト)の一棟目の完成物件です。
● 開催日時 : 2012年 4月 7日 (土) 10:00~15:30
● 開催場所 : JR中央線藤野駅 徒歩12分
●風のいえのコンセプト…ご近所/家族との繋がり、そして光と風を分かち合う。
●土地概要…自然住宅限定宅地(環境・健康に望ましくない住宅禁止の土地)
相模原市緑区名倉地内…敷地500坪の中に4棟の自然住宅
● 建物概要
敷地面積:120坪 延床面積:39坪 体感面積:45坪くらい?
中心に風と光の恩恵をたっぷりいただける大きな吹抜けがあります。
下地から仕上げ・接着剤まで、ほぼ自然に還る素材を使っています。
玄関からキッチンまで続く、広い瓦敷きの落ち着いた土間があります。
地熱工法と床下の炭により、豊かな温熱・住環境と空気をつくります。
相模原市緑区(津久井)産木材の地産地消の家づくりをしています。
元々この地に建っていた古民家材の再生(梁と扉)を組込みました。
太陽熱温水器・藤野電力蓄電システム利用によるエコな住まいです。
床は桧・杉を適材適所で使用、壁は内外とも白洲と杉板を利用。
木製サッシ・木製キッチン・さわらユニットなど、すべてに木がいっぱい。
断熱材は地熱との相性抜群の植物油の吹付け(アグリ)を使用。
南面の里山の景観を最大限に生かす大きなFIXサッシと連窓サッシ。
1階は一体の繋がった空間の中でもプライバシーを確保できる間取り。
2階は改修可能な間仕切りのない大きなフリースペースの子供室。
コンポストトイレ・薪ストーブ・炭入り畳・デッキ…その他盛りだくさん。
このように「仕掛け満載」の楽しい住宅ですが、落ち着いた佇まいの
とても居心地のいい住宅に仕上っています。とくに動線が最高です。
無垢の床に座る、寝転がる…リラックスした暮らしが想像できます。
(建物が土地に対して平行でないことにも秘密がありそうですね)
まわりの景色を壊さない住宅~造っていてとても楽しいです(笑)。
当日は、セミナー主体のいつもの見学会と違い、
「なにしろ建物を見ていただこう」という見学会にするつもりです。
どうぞ(これからの家づくり)のご参考にしてください。
見て、聞いて、話していただけることで、私たちも肥しになります。
土地探し(終の住処や里山に住んで東京に通うなど)の方も、
ご相談下さい。暮らし方のご要望を伝えていただければ幸いです。
(今回は、土地相談のスタッフも別に配置する予定。)
東京から1時間の場所に、この町と里山があります。
それでは4月7日(土)春の里山「藤野・風のいえ」にてお待ちしています。
● 設計協力…studio ikb+ (池辺潤一)
● 素材協力…井上製材・高千穂白洲・大樹の会・共和建材…
● 提 携…大地を守る会・自然住宅チーム
(完成見学会を開催するにあたり、施主様のご厚意に感謝いたします。)
☆ 主 催…創和建設株式会社 042-687-6400 (岡部・小俣)
2012年04月01日
4月3日(火) NHK おはよう日本 「挑戦するまち 電気をつくれ!藤野電力の挑戦」放送
●先日告知した「藤野電力」のテレビ放送の日程が決まりました。
4月3日(火)~NHKおはよう日本(たぶんおはようだから・朝)
シリーズ「挑戦するまち 電気をつくれ!」…藤野電力の挑戦!
(中島みゆきの歌がバックに流れそうなタイトルですね)
一生懸命、そして楽しそうにがんばっている彼らのイメージにぴたりです。
太陽光・水力・バイオマスなどなど、少人数だからこそできる可変性と即効性。
いろいろとやり方は変わっていっても、(芯棒・心棒)は真直ぐ。
1.挑戦する人たちが、この町に偶然いたこと。
2.それをとり上げてくれるメディアがあったこと。
3.そしてそれが少しづつカタチになっていくこと。
与えられた場所・今いる場所で思いきりめいっぱい咲く…
(地域活性を含めて)、とても勉強になります。
創和建設全員、その日の朝はNHKを見る予定。
アタマの柔らかいやりたがり精神。
加減・塩梅・融通…昔の日本人の行動力の源。
「藤野電力の挑戦」…う~ン、勢いを感じます。
●相模原市営住宅…竣工です。関係者の皆様ありがとうございました。
●先日、お世話になっている方とお茶飲み話をしていて、
都市部の自然住宅づくりの一環で「現代町屋」の話題になりました。
両サイドに住宅が隣接していても関係ナシ。
羽目板張りの少し暗めの色彩の中庭付き町屋~素敵ですね。
…また1つやりたいことが出来てしまった。
2012年03月31日
「森の音楽スタジオ」いよいよ着工です。
●相模原市緑区牧野の(アジサイとホタルの里・綱子)
ここに建設予定の「藤野の森の音楽スタジオ」
先日の創和建設にて最終打合せをもって着工となりました。
第3者検査機関の窓口として、とても公正なホームビルダーさんに
お願いして、地盤調査と建物保険(検査はハウスGメン)に入ります。
●森の音楽スタジオの特徴
音楽スタジオを持っていること。SRCの地熱住宅であること。
すべての仕上げが自然素材であること。セルフビルドがたくさんなこと。
ストーブや太陽熱温水器などエコなエネルギ―の利用を考えていること。
施主様の意見が盛りだくさんに反映されていること。(実験のようです)
なんだか最近の弊社の家づくり、自然素材・・セルフビルド・自然エネルギー
などは、とってもあたりまえに聞こえてきます。(お客様のおかげです。)
ほんとは、住宅全体のパーセンテージからすると十分凄いことなのに…。
ただ、十分凄いあたりまえの中でも家の楽しさはそれぞれです。
ここ、「森の音楽スタジオ」物件は、とてもバランスがいい。
山の借景を思いっきり生かした2つの建物の外観
質を落とすことなくコストを下げるシンプルな間取り
そしていつものように「風の通り道」を意識した開口部の配置
最後になんだかんだでつまりはカッコイイ!(市川さんの才能?努力?)
外観模型・軸組み模型・パースなど施主様にとっては嬉しいかぎり。
何故か「風のいえ」の地熱住宅と同じ匂いがしてきます。
この手の建物は、基礎~構造~仕上げ~外構 と出来上がるほど
(建物の良くなる曲線)が急激に右肩上がりになってきます。
面白い・楽しいだけではなく、建築物としても優れている事…必要です!
●都会と違って(木楽なスタジオ)になりそうです。
2012年03月29日
「藤野電力」に学ぶ。
先日の「季のいえ」の見学会のメイン…藤野電力に学ぶ。
5月5日に残された最後の原発が停止しする予定、
そして火力発電に頼らざる得ない生活とその弊害。
昨年のように節電による企業の落ち込みが予想されます。
原発停止…このように良いことばかりではないが、
この時期だからこその「藤野電力」…小さな発電と蓄電
(最近では千葉大の提案する、おもてなしハウスなども注目されていますが…)
藤野電力の皆さん~理屈ではなく、とりあえず電気をつくる。そして貯める。
とても勉強になります。考え方だけではなく、その行動力に。
なにより凄いのは、みんな楽しそう…これって必要なんですよね。
すべてではないが、自分の家のある部分の電気は自分でつくる。
それも、高額にならないよう手に届く価格で。
唯一の被爆国であり、大きな原発事故を経験した国である日本。
いろんな所で「藤野電力」のような試みが出来れば…
「停電で真っ暗な中、この街だけは明るい。それも自然エネルギーで…」
企業ではなく有志が取り組む「藤野電力」…なにしろ行動力が素晴らしい!
規格に沿った家づくりだけでなく、良いモノはどんどん取り入れる。
そして、住まい手にもばんばん情報提供していただく。
施主・設計・施工が三位一体となって、共通の目的意識をもって取り組む。
それもスピード感をもって。
4月7日の「風のいえ」の見学会でも、少しお話をしていただきます。
「藤野電力」…ご興味のある方はサイトを覗いてみて下さい。
●報告です…先日の「季のいえと藤野電力」、NHKテレビの取材が入りました。
放送時間がわかりましたら、こちらで発表します。
(ココは完成見学会当日、紙媒体でも取材を受けています。)
●半年前より設計に入った(森の音楽スタジオ)…いよいよ着工となります。
2012年03月28日
「吉野・眺望のいえ」…棟上げです。
●相模原市緑区吉野に建つ「眺望の自然住宅」が上棟です。
玄関からリビング、そして大きな吹抜けまで…無垢スギと白洲。
(屋根はガルバリウム、外装も塗りと杉板の組合せになる予定)
名倉地区と違い住宅地の中に建つ分、まわりの景色の恩恵は?
ただし、家づくりで頑張って大きな◎へ持っていければ成功です。
東南方向だけは別世界~これを生かさない手はない。
相模原(青野原)の市営住宅建設のあと、関戸棟梁(関戸父)が担当します。
たぶん、1階のウッドデッキと2階のバルコニーから眺める
「相模湖と日連の山並み」はとても気持ちいいです。
少し風が強い分、お日様はサンサンと降り注ぎます。
大きな車も入って来れない立地…悪いようでも住環境は最高。
(駅から遠い~メイン道路に隣接しない→反比例で良いところが生まれます)
弊社のベテラン監督の原が現場管理を受け持ちます。
1月のセルフ平屋住宅の見学会以来、今年2軒目の吉野物件。
杉と白洲の抜群の組合せ…完成後にまたご紹介します。
☆設計は、地元の「ア―キシステム」さん。
文字通り「住宅地に溶け込む無垢な住宅の~融合です!」
高千穂・大樹の会など、いつもの素材メーカーさんにお願いします。