先日、立川にて1級建築士定期講習を受けてきました。

ギリギリまで粘って、最後の受講日に…まあ自分らしい。

3年に1回の更新で、わかっているけれど「あ~面倒だ」です。

ただ、年々内容が変化していき、今年は…(かなり端折りますが)、

1.地球環境について

  省エネ・自然エネルギー・クリーンエネルギー・植林化

  フロンガス回収・循環型社会の構築・雨水利用 等

2.低炭素社会づくりと建築

  ライフサイクルカーボンマイナス建築

  分散型エネルギー・畜熱・資源有効利用・緑化・ビオト―プ 等

3・健康性・知的生産性の向上

  温熱環境・空間・音環境・光環境・空気質 等

その他、シックハウス防止対策などもテキストに細かく入り、

「世の中年々変わっていくな~」って感じです。

お昼過ぎが少し眠かったのですが、

「今頃、上溝ではみんな頑張って建前やってるな~」とか考えながら、

9時間ほぼ眠らずに乗り切りました。

今年の感想は「とにかく環境系がいつもより多かった」それだけ!

神奈川県相模原市緑区与瀬「ガルバリウムの家」上棟です。

上野原市の「白ガルバ」に続き、ガルバリウムの外壁仕上げは、

創和建設の一つの大きな方向になっています。

高千穂シラスの「そとん壁」や杉板の「羽目板張り」と同じく、

この「ガルバリウム」という材は、自然住宅にかかせないモノ。

ただこの材料を利用する場合は、設計を始める前に

ガル用のイメージで書かないと良く見せるのが難しいですね。

冷たい外観を、どう料理するか…。

ガルが背景になって、そこに植栽が加われば最高なんんですが。

今回は、はなからガルスパンを考えられていたお客様。

サッシ・屋根とも「ガルバリウムのためにあるカタチ」

相模湖・ファミリーホームさんの現場です。

この不動産屋さんも、ガルバが大好き。(一番好きみたいです。)

相模湖「ガルバリウムの家」

方向性がしっかりキッチリしています!

それでは、相模湖「ガルバリウムの家」の上棟写真です。

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今日は、思いついたことなんとなく書いてみます。

現在、相模原市緑区内でいろいろなプロジェクトを考えては

実現できたこと、出来なかったことなど懲りずにやっていますが…

日本の隅々まで見渡すと、町おこし・町づくりで成功している

自治体の多くに、どこかの大学教授らしき方の音頭取りが見えます。

それぞれの自治体にフィットしたそれぞれの方です。

自治体が危機感を感じ、真剣に再生を考えてるところもあり、

先日の「住みたい田舎」の大分や鳥取はその代表選手のようです。

自分たちでやることも大切、地元企業がやることも大切、

ただそこには利害関係が発生するので、

できればどこかの先生が自治体と一緒になって旗揚げしてくれる。

こんな素晴らしいことはない。第3者の視点で見ていただける良さも。

思ってもいないような、突拍子もないようなアイデアが飛び出すかも(笑)

大学の都市計画のスペシャリストと農協さんなどの大きな団体、

青年会議所・商工会などの有志たち、老人会や商店街もあり。

そしてやはり一番は地元のサラリーマンの方も含め一般の皆さん…。

そこを大好きな人たちや、少しでも変えたい人たちが集まればいいですね。

目的は、目先の利益に執着せずに良い町を造って、人の誘致につなげること。

自分たちの住むところを面白おかしく楽しくするために。

方向性は違っても、それぞれ集まる方は違っても、

「みんながやって来る」って「そして誰も居なくなった」より

あたりまえですが、将来明るそうですね。

「あの町は面白い」「あの駅で降りて見よう」…「あの町って変」もあり。

「人が人を呼ぶ町」…持続し発信する事がもっとも大事。

発信力のある自治体・役所関係も頼もしいですね。

都心回帰も叫ばれている現在、

何もしないより…何かしましょう。

私たちが住む「藤野」という町は個人的にもちろんですが…

はたから見て、ポテンシャルは高いのに勿体無い場所、

ミシュラン3つ星の「高尾」から西八王子へ続くイチョウ並木通り、

(冬の夕暮れ時が特に素敵なオシャレなストリートになりそう)

やはり高尾の多摩御陵に隣接した雰囲気のある小路、

(美味しい和食屋さんやお蕎麦屋さんなどの並ぶ小路が出来そう)

八王子市内の松任谷由美さんの実家・荒井呉服店さん近辺の町屋。

ウナギの寝床の住宅がごっそり並んでいます。

(大正・昭和の時代を懐かしく感じさせてくれる楽しい街になりそう)

このあたりは、ちょっと変えるだけで大化けしそうな気がします。

このように甲州街道沿いはそれぞれの街にそれぞれの特徴があります。

そして電線なんかは、とっとと土の中に埋めちゃいましょう。

今月着工予定の高尾の自然住宅。

そんな気持ちを持ちながら、頑張ってつくります。

第三者の立場で、あまりお金がかからずに、素晴らしい方向性を

示してくれる才能豊かな方…勝手ですが、ぜひお願い致します。

街づくりのための補助金などもお願い出来れば…。

「お願いします」は便利な言葉だ。でも、その才能に「お願いします!」

まずはプラン…そして実行力…ですか?今日は、人頼みの戯言でした。

相模原市の里山に建築された現代民家「森のいえ」

ホンモノの地産地消にこだわった地元材利用の木の家。

桧・杉・松・楢とそれぞれを適材適所で利用しました。

昨年末にお引渡しとなりました「自然住宅・森のいえ」。

また、ここでちょっとだけ工事に入りました。

懐かしい佇まいを持つこの家は、その外観とは違い性能は

いたってハイスペック…環境創機さんの「そよ風」も配備して、

薪ストーブとともに、心地いい住環境を造り出しています。

それぞれに意識し考えられて配置された窓からは、

里であったり、森であったり、山の芸術であったりと、

窓が絵画の額縁のような役割で、風景を美しく見せます。

間取りよりも暮らし方を意識した、可変性に対応できる住宅で、

お子さんの巣立った後や、現在の用途とは違った暮らし方にも、

対応可能な空間づくりが考えられています。

○LDKという既存の言葉では理解できないであろう、

間取りにとらわれない家になっています…これ大切です。

(間取り優先は、長い人生ずっと同じ暮らし方になってしまう)

それでは、木立ちの中にたたずむ現代民家「森のいえ」完成写真。

(素人撮影なので、質感があまり伝わないと思いますが…)

先日の「地熱住宅・里のいえ」の第一期完成とともに、

こうして、またこのあたりの土地の資産価値も上がっていきそう。

そこに造る家や住まう人のスタイルで、土地価格も変化していきます。

3年ほど前にお客様に言われた一言

「町の不動産屋さんと建築屋さんがしっかりしているとその町が良くなる」

私たちのような職種は、それを肝に銘じて「家づくり」を考えなければ、

と思うこの頃です。それが、自身の仕事の未来に繋がる事も含めて…。

この相模原市緑区(旧藤野町名倉)の里山につくられたいくつかの

個性的で懐かしい家々(里山長屋…森のいえ…里のいえ等々)は、

初めからその場にあったように、すでにその風景に溶け込んでいます。

  「住まう方の忍耐力と志」に感謝です。

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人と家と自然、そして時の関わりも一生懸命考えながら、

「住まう人・描く人・造る人」が一緒になり完成したこの住まい。


1番ぴったりくる言葉は…「心地いい場所」です。

菜園のある暮らし、農的暮らしのコミュニティ

今日は、相模原市緑区内郷の里(旧・相模湖町)にて

「人と自然が共存する農的コミュニティを一緒に創りませんか?」

という大雑把な、そしてとても真剣なお知らせです。

このようなプロジェクト…最初は一人ぼっちなのですが、

しばらくして1人…また1人と協力していただける方、面白がる方が増えていき、

そのうち企画自体が独り歩きしてしていくようです。

企画当初と、最終的にカタチが変わっていくことも多いです。

「藤野・連のいえ」に続く「相模湖・内郷の里」プロジェクト!

内郷地区は、陽あたり良好でとても静かな町。

学校施設や大きなホームセンターもあり、田舎なのに便利。

車・バイクは必要かとは思いますが、バスの時間に自身が合わせる生活を

することで、通勤も可能になります。

帝京大学が撤退という現実はありますが、その空いたアパートを

うまく利用して何か出来そうな雰囲気もあります。

まずは、たくさんある畑を生かすこと。そこでこの企画。

420坪の広い敷地を4名の方に共同で買っていただき、

水道引き込みなどのインフラは4名で分担。

完成までは、分譲宅地に比べ時間はかかりますが、

お客様共々それなりに楽しめるかとも思っています。

この企画は、地元の方にもぜひ1~2組参加していただければ嬉しいです。

広い土地とインフラ整備と自然住宅の価格をあわせて、

2500万(雑費は別)くらいの価格を目標にしています。

もちろんこのような企画なので、みなさんのスキルにも期待。

面白そうだ(これ大切)と思われる方

ちょっと聞いてみたいと思われる方

(参加される皆さんが、自ら企画に関わっていくといいう珍しい分譲土地。)

ぜひ創和建設までご連絡下さい。

(現在2家族決まっています。また、また数名の方からの声かけもあります)

人と自然とが融合する農的暮らし…いかがですか?

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 面白がりの人、この指と~まれの「現地」です。
懐かしく、そして新しい暮らしをここ「内郷の里」で…。