2011年02月23日

牛津

牛津とかいて、オックスフォードと読むんだそうです。
そのまんまですね。
で、ロンドン泊まってた時にオックスフォードに日帰りで行ったときの話です。
由緒ある大学町で、学生が沢山住んで栄えてるのもそうなんですけど、山のように観光客がいます。
とくに、やたらめったらスペイン人に会います。
町中には、オックスフォード大学グッズ屋さんが山のようにあります。
あと、この大学の教授で、不思議の国のアリスとかを書いたルイス・キャロルにちなんで、アリスのグッズ屋さんもあります。
原作のイラストを描いたテニエルのファンなら必見です。
ただし価格がディズニーランド基準(≒えらく高い)。
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一番メインのキャンパスの写真と、そのキャンパス内にある礼拝堂の写真です。
趣があって、とても綺麗でした。
さすがというか、格式高い雰囲気が滲み出ています。
礼拝堂の中には御丁寧に、日本語の解説が置いてあります。
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ハリー・ポッターの撮影に使われたとか使われなかったとかの食堂の写真です。
額に入って並べられてる肖像画たちは、歴史の教科書に出てくる学者とか王族とかの絵です。
その次が、内部が確か図書館になっているという塔です。
入りたかったけど、確か関係者以外だめだった。。。
大学のくせに、入場料を取るところがちょっといただけなかった。
けど、まあ綺麗だったしよかったかなと思っています。
でも、ちょっと歩いたところの別の敷地では、また別料金を請求されたりするのは、何だかいけすかなかった。
というわけで、メインのキャンパスだけ適当にこなしたほうがいい。
一日に2~3回天気が変わるので折り畳み傘必携。

本日、八王子「ガルのいえ」が無事竣工を迎えました。


外装は素材のもとの色である「シルバー・ガルバリウム」

南面には、バルコニーの上にスチールの黄色の円柱が3本

…しっかりキッチリ[自己主張]をしています。

(まわりからは、少しだけ浮いています。でもそのうちに

        …少しずつまわりも変わってくると思います。)


玄関庇はガラス製。リビングには無垢化粧柱と吹抜け。

内装は、オークとホワイトを基調の明るい感じに仕上りました。

この家には、一坪の秘密基地のような書斎があります。(-^□^-)

居室と居室の間や、1階リビングと2階の各部屋の間に開口を設け、

空間のつながりを大切にしています。閉塞観のない建物です。


「建築とは空間を創造すること」…がよくわかる作品になってます。

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今一つ「OBのお客様」の「ブラックバーチのいえ」の写真です。


大切に住まわれていることが、とても良く伝わってきます。

2年ぶりに呼んでいただいて、このさい写真もと…。

薪ストーブもしっくりきてます。床の質感は今でも最高で、

「ブラック・バーチ」が無くなったのはとても残念でした。

ステンレスキッチンの背面にある「黒い千本格子建具」が効いてます。


床面積は小さくても、効率のいい「大・大・大空間のいえ」です。

ここ何年かは、このように家族の集まる部屋を大きく贅沢に、

個室はシンプルに小さく、仕切りも少ない割には、大胆な設計で

空間としての広さを確保する家が増えています。


「バリア・フリー」も住宅に関していえば、つまらない事が多いです。

若い方は、「バリア・フリー」に真向勝負でもいいような…。

想像も出来ないような面白い空間が開けるような気がします。

それにしても「無垢のいえ」は、いい感じが持続しますね…ご立派!

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最後に締めで、今晩遅く行ってきたバ―「ソフィア」

もちろんジャズのライブです。京王八王子のそばにあります。

(神経質そうな若者と不良オヤジの集会所みたいで面白い)

今日のユニットは…フルート+ピアノ(この方チェコの人)

途中クラシックの「ショパン」弾いてました。さすが東欧人!

フルートの人は国立でも聞いていましたが、体調のせいか

今日はいつも以上に乗りまくっていたようです。

2人とも実にうまい。ジャズでいう「1+1=3」て奴。

とくにラストのチック・コリアの「スペイン」

フルートでもサックスでも、人の息吹が直に楽器に伝わり、

ミュージシャンというより職人といったほうがしっくりきました。

今まで、いろいろな方の「スペイン」を聞きましたが、

今日の「スペイン」は「ザ・ベスト」の一曲です。

これでもかの一発」でした。「チャ・チャ・チャチャチャチャ・…」

フルートなので「ファ・ファ・ファファファファ・…」~かな?

曲知っている方だったら、このイメージわかりますよね。

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             バ―・カウンターからパチリです。

                           

来週は、昭島の「桧と漆喰のいえ」の完成写真をアップする予定です。

                                  以上です。


2011年02月15日

倫敦

納期を守っていなくてごめんなさい。めいっこです。
氷河期の中、元気に就職活動をしています。
納期が守れないのにメーカーばっかり就活しています。
3月くらいから、面接とかがぼちぼち始まって、4月が面接の嵐です。
ここから、持ち駒がサクサク消えていくという恐怖体験の序章が始まります。
こないだパリのことを書いたので、今回はロンドンにしてみます。
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有名なロンドンの地下鉄の写真です。
地上に出てるけど。
キングズ・クロス駅に行くと、ハリー・ポッターで出てくる9と3/4番線が再現されてました。
まあ一瞬で見終わりますけど。
でもスペイン人の観光客たちがテンションMAXで記念撮影してました。
彼らの脳内にはテンションのアクセレレーターが搭載されているに違いない。
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左の写真は、国会議事堂と、そこに写り込んでる二階建てバスと、後ろに写り込んでるロンドン・アイです。
このあたりが、最もロンドンっぽい景色というかハイライト。
右の写真は、ピカデリー・サーカスです。ここらへんはごみごみしてます。
紫のセーター着てるお兄さんの肖像権とか大丈夫かな……
すごく格式高いところと、ごちゃごちゃしてるところが、入り混じってる面白い町でした。
でも全体的にどっしりしてて重厚な感じ。
私は使ったことないんですが、ロンドンからパリへ数時間で移動できる特急ユーロスターがあります。
海の下に掘った長いトンネルを通って、大陸ヨーロッパへ行けちゃう凄いやつです。
何だかわくわくしますね。乗ってみたいです。
あと、ロンドンがHUBのブリティッシュ・エアウェイズは比較的値段が良心的らしいので、ヨーロッパ旅行の選択肢としてはかなりおすすめです。
何より英語だし。
物価が高いのが難点だけど、今は円高なのでチャンスです。

藤野の「パーマカルチャー・ジャパン」の有志の皆様方や

国立の「ビオフォルム環境デザイン室」の山田さんや布施さんをはじめ、

このプロジェクトへ参加した方々の想いがもうすぐ形となります。


この町にも、こんな素晴らしい意識と才能があるんだなと改めて感じます。


弊社の現場管理を担当した小俣も嬉しそうに、

「大変勉強になった、新しい世界を覗かせてもらった。」と話していました。


いくつになっても「仕事を新鮮に感じる事」が出来る,本当に幸せです。


企画するのは簡単⇒これを挫けずカタチにする⇒頭が下がる思いです。


造った職人さんたちも、相当なご苦労があったと思います。…しかし

大変な仕事のほうが、終わったときの充実感は大きいようなきがします。


「物をつくること」を業としている人の,心の中で胸を張る瞬間です。


「エコロジカルないえ、求めすぎないいえ、自律するいえ、シェアするいえ」

をコンセプトに始まり…いよいよ実りの時です。おめでとうございます。


まわりの自然に馴染み、とても素晴らしい風情をかもしだしています。

また、「素材の力」の凄みがひしひしと伝わってくる住まいになりなした。

この先建物のまわりに人の手が入り、人の交流が始まり、生活となり…

さらに柔らかくいい雰囲気になることは間違いないと思います。

        

        …昔からそこに建っていたような…


このプロジェクトに加われたこと、たくさんの方と知り会えたこと

…仕事抜きで…関係者の皆様方にとても感謝しております。

これからの弊社の視界も、少しだけ広がったように感じます。

また一つ楽しい経験をさせていただきました。

かさねがさね、関係者の皆様方に感謝です。


「里山長屋…藤野プロジェクト」~想像以上の世界


建築というものが、まずは人ありき、そして人と自然と未来のため、

という忘れがちなことを再認識させてくれた現場でした。


また一つ「藤野の核」が生まれるような予感がします


それでは、完成直前の外観・内観をほんの少しだけ。


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      * 構造 及び 仕上げ *


構造材   杉・桧(蓄熱構造)


屋 根   和瓦・ガルバ・草屋根  ・  外 壁   砂しっくい・杉板

土 間   敷き瓦  ・  床板   杉板  ・  内壁   砂しっくい  


是非「里山長屋暮らし」または「藤野プロジェクト」で調べて下さい。

そこにはきっと、面白い世界が広がっていると思います…(*^▽^*) 


なお、完成見学会は初日だけで150人以上です。…ス・ゴ・イ !


木組みの実物を少しでもご覧になりたい方や建てたい方は

ご連絡下さい。了解のもと、ご案内します。

建築雑誌「住む」…私が一番好きな雑誌ですが、最近二度目の取材

を受けたそうです。この長屋~再び登場です。とても楽しみ。 





2011年02月07日

巴里

ドイツに住み始めてから最初に行った海外旅行はパリです(ミーハー)。
こないだ就活をさぼって椿姫を読んだのですが、ああいう話の舞台になるにはピッタリだと思いました。

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左はルーブル、右はオペラ・ガルニエ。
宿はオペラ座の近くだと安全らしいです。でもフロントで会計ちょろまかされそうになりました。
この時は、フランス語話せる友だちに対応してもらい、私は何もできませんでした。
友だちごめん。
犯罪には気をつけた方がいいですが、とても綺麗な街だし、食べ物もおいしかった。
ドイツからやってくると、フランスの食べ物のおいしさが骨身に染みました。
あと、ルーブル・オルセーは教科書級の名画がザクザクあります。
あと忘れちゃいけないのがエッフェル塔とシャンゼリゼ通り。
エッフェル塔の近くで、エッフェル塔のミニチュアをおみやげとして売っているお兄さんたちは、
なぜか日本語がしゃべれます(笑)
なので、値段交渉してみると応じてくれる。
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たくさん人がいて、エッフェル塔は小一時間ほど並んでエレベーターに乗った覚えが。
友だちと行かないと死ぬほどヒマになります。
いじょうです。