2011年02月19日
八王子「ガルのいえ」竣工!
本日、八王子「ガルのいえ」が無事竣工を迎えました。
外装は素材のもとの色である「シルバー・ガルバリウム」
南面には、バルコニーの上にスチールの黄色の円柱が3本
…しっかりキッチリ[自己主張]をしています。
(まわりからは、少しだけ浮いています。でもそのうちに
…少しずつまわりも変わってくると思います。)
玄関庇はガラス製。リビングには無垢化粧柱と吹抜け。
内装は、オークとホワイトを基調の明るい感じに仕上りました。
この家には、一坪の秘密基地のような書斎があります。(-^□^-)
居室と居室の間や、1階リビングと2階の各部屋の間に開口を設け、
空間のつながりを大切にしています。閉塞観のない建物です。
「建築とは空間を創造すること」…がよくわかる作品になってます。
今一つ「OBのお客様」の「ブラックバーチのいえ」の写真です。
大切に住まわれていることが、とても良く伝わってきます。
2年ぶりに呼んでいただいて、このさい写真もと…。
薪ストーブもしっくりきてます。床の質感は今でも最高で、
「ブラック・バーチ」が無くなったのはとても残念でした。
ステンレスキッチンの背面にある「黒い千本格子建具」が効いてます。
床面積は小さくても、効率のいい「大・大・大空間のいえ」です。
ここ何年かは、このように家族の集まる部屋を大きく贅沢に、
個室はシンプルに小さく、仕切りも少ない割には、大胆な設計で
空間としての広さを確保する家が増えています。
「バリア・フリー」も住宅に関していえば、つまらない事が多いです。
若い方は、「バリア・フリー」に真向勝負でもいいような…。
想像も出来ないような面白い空間が開けるような気がします。
それにしても「無垢のいえ」は、いい感じが持続しますね…ご立派!
最後に締めで、今晩遅く行ってきたバ―「ソフィア」!
もちろんジャズのライブです。京王八王子のそばにあります。
(神経質そうな若者と不良オヤジの集会所みたいで面白い)
今日のユニットは…フルート+ピアノ(この方チェコの人)
途中クラシックの「ショパン」弾いてました。さすが東欧人!
フルートの人は国立でも聞いていましたが、体調のせいか
今日はいつも以上に乗りまくっていたようです。
2人とも実にうまい。ジャズでいう「1+1=3」て奴。
とくにラストのチック・コリアの「スペイン」。
フルートでもサックスでも、人の息吹が直に楽器に伝わり、
ミュージシャンというより職人といったほうがしっくりきました。
今まで、いろいろな方の「スペイン」を聞きましたが、
今日の「スペイン」は「ザ・ベスト」の一曲です。
「これでもかの一発」でした。「チャ・チャ・チャチャチャチャ・…」
フルートなので「ファ・ファ・ファファファファ・…」~かな?
曲知っている方だったら、このイメージわかりますよね。
バ―・カウンターからパチリです。
来週は、昭島の「桧と漆喰のいえ」の完成写真をアップする予定です。
以上です。