2015年10月26日

河口湖の山…木をガン見している私たち!

  山梨県「地産地消・大月の家」

来月早々に上棟する「都留の家」と同じく、

少し遅れて着工する「大月の家」も、

木材に地元・山梨県の木を使います。

それも、施主のご実家がもっている河口湖の山の木。

ここまでくると地産地消というより「昔の家づくり」のよう。

北都留森林組合さん・南部森林さん・甲斐東部プレカットさん

きなり舎さん・創和建設・平野棟梁・そして施主のAさん

みんなで見に行き、切り出して使えるものを選定。

使えるか使えないかではなく、こうして集まりなんとか使おう

という事だけでも不思議と楽しい。

一言で「価値観」という言葉ではくくりきれないが、

今の若い方の考えと行動力には尊敬の念を抱きます。

Aさんのここに至った理由は2つ

「先祖代々の山が荒れているので少しでも役に立ちたい」

「自分の家に、先祖代々の山の木を少しでも使いたい」

とても良いこと…でも良いことを実行するのって難しい

そんな難しいことを迷いもなくやろうとしているAさんご家族。

「地産地消・大月の家」の着工は、来年3月あたり?

これから細部の実施設計や地盤調査に入っていきます。

今日の画像は「河口湖の山でのみんな」です。

(河口湖に遊びではなく、みんなで真剣に木を見てます。)

   
   

山の木って、遠くから見ているのと近くで見るのとは

まったく違います。近くで見ると…やたら太い!

こうして、とても意義のある間伐になります。