2010年12月19日
「構造見学会」無事終わりました。感謝です。
昨日は、創和建設の12月のメイン・イベント「小舞・土壁のいえ」
構造見学会が皆様方のおかげをもって盛況のうちに無事終了。
凛とした空気の中、よい時間を過ごさせていただきました。
施主様、近隣の皆様、ご来場者の方々、設計の山田さん、布施さん
大工の中村棟梁親子、見学した「里山長屋」の関係者の方々…
たくさんの方のご好意により、実りある一日となりました。感謝です。
晴天にも恵まれ、午前中の見学、午後のセミナーと「里山長屋」含め、
40人近い方が(来て・見て・話して)とても濃い時間を共有できました。
10時に来られ5時まで町中を見て回った方もいると聞いています。
参加者の3分の1は、東京・横浜方面の方で、この街が初めてと
言う人も何人かおられました。皆さんに「感動」の言葉を戴きました。
まず、セミナーですが、
●伝統工法の継承と木のいえのポテンシャルの高さについて。
●地産地消材による環境負荷の軽減と地域の活性化。
●住まいの庭を含め、周辺に自然があること残すことの大切さ。
●この建物の「伝統工法・化学物質過敏症対応・その他」特徴。
など1つ1つ山田さんが丁寧に解説、そしてお客様が質問。
施主様のここに至るまでの体験談。…ついでに弊社の想い。
その前後で、隠れてしまう竹小舞や土壁下塗り、構造材を見学。
夕方は、現在注目度も高いであろう「里山長屋」を見て戴きました。
弊社の5人のスタッフも…てんて小舞…(失礼)
見学会開催でいつも思うのですが、皆さんのメモをとりながらの
真剣な眼差しで聞き入る姿、質問する姿に、建てている私達も
姿勢を正さずいられないほど気が引き締まる想いになります。
年末のお忙しい時期にも関わらず、誠にありがとうございました。
この建物の完成は、来年4月頃になる予定です。(なが~い・(^O^))
「完成見学会」も施主様にお願いし是非開催したいと思います。
そのために、弊社の担当スタッフや職人が一生懸命造ります。
その時もたくさんの方に集まっていただけることを楽しみに、
「物造り」をしていこうと思います。ありがとうございました。
また、「八王子ガルの家」「昭島パイン材と白洲壁のリフォーム」や
「上野原住宅地盤改良」も順調に進んでいます。…そのうちに。
(お知らせ)です。
わたくし事ながら、来年2月に創和建設(会社)がお引っ越しです。
と言っても、すぐ隣の「古民家…町屋」に移ります。
構造上、ちょっと凄い事になっています。⇒よ~し補強!補強!(笑)
現在工事中でガタガタしていますが、古さを残したイイ感じの社屋に
なるようアタマを毎日捻ってます。(目標 清潔感のある古民家!)
それも、あまりお金をかけずに⇒これが一番難しそうだな?
…早めに、川越あたりに視察に行こうと思ってます。
とりあえず決まっている内装材ですが、今のところ
床~くんえん杉 ・ 壁~漆喰と白洲 ・ 天井~杉板
その他 白洲タタキ・杉無垢ドアやテーブルなど。
ただし既存を補修して使える材は残します。(もったいないので!)
たくさんの方にいい「リノベーション」をして下さいと言われ、
それも通りがかりの人に…改めて意識の高い町だなと嬉しくなりました。
(建てなおした方が安上がりなんだろうな)
新しくとも薄っぺらい より 古くとも本物 のが良いに決まってる!
「古い物」を大切にする気持ち、残そうとする気持ち…(‐^▽^‐)です。
小さいですが体感ルームも設置しますので、完成のさいは是非来て下さい。
また、現在の2階の事務所が空きますので、だれか借りてくださ~い。