2013年10月30日
「藤野・自由すぎる家」…チャネル・ウッド(セルフビルドで)張っています。
「藤野・自由すぎる家」
相模原市緑区小渕に建築中の「ふじの・自由すぎる家」
今年度完成を目指し、現在外壁のチャネル・ウッドを張っています。
もちろん自由すぎるというくらいなので、手間はセルフビルド多し!
チャネルは防火認定がとれている珍しい外装材。
観光案内所の「ふじのね」でも使いましたが、
ラフ感いっぱいのある意味男らしい外装無垢材です。
ご主人がデカいチェーンソーとか抱えてでてくると似合いそう。
古材やダメージウッドの大好きな施主さんにぴったり。
よくあることで、工事がすすむにつれて、最初から大切にしていたところが、
情報過多の今、徐々にずれていってしまうことがあります。本末転倒!
こちらの建物は大丈夫そうだ。ご自身の本筋からは外れそうもなさそうです。
ラフでカッコいい、そして温熱環境にこだわった家づくりを目指し、
完成後は、2階の半分が吹き抜けるという大胆さで見る人を圧倒しそう。
どちらかというと、和よりも洋の匂いのする住宅になります。そして立地…。
畑の中の1軒屋らしい「生き方にもこだわる家」になっていくのかな?
サッシを含め、数値以上に寒くない暑くない家になります。
そして、前回も書いたように、おおざっぱな出発点のラフ図面で造っていく
「自由すぎる家」は到達地点が、誰にもよくわかりません?
11月になりこれからの仕上げプランによっては最長不倒距離になっていくか
はたまた平凡なジャンプで終わるか…施主様しだいの自由奔放さ。
今のところ仕上げとしてはチャネルとオスモの肉厚オーク床材しか見えてないが、
この2つは大成功です。この建物のイメージにドンぴしゃ。
これから先、良いとこどりではない、ぶれない方向性が貫ければ言うことナシ。
なるべく光沢のない素材でいきましょう。ラフ&骨太で!
細かいことは気にしない、本当に必要なものだけを忘れずに…。
まだまだ中盤ですが「藤野・自由すぎる家」のこれから。
長方形のシンプルな形の中で、空間と素材と施主さんのスキルで勝負します。
☆チャネルのラフさが写真からも伝わってきます。
塗料の吸い込みも良く、対候性も高い材料ですね。
少し濃いめに塗装するとさらに耐久性が上がります。
繊細な日本人からは生まれなかったであろう外装パターンで、
1枚だけのアップで見るとちょっとザラザラがキツイのですが、
それが大きく張られると、とてもいい感じの壁面になりますよ。
さらに鋳物やアイアンの素材感も似合うかも…。
目指せ!ラスティック。