2013年08月28日
相模原市緑区「澤井の家」上棟!…そして、ここも(平屋)です。
陣馬山の麓、自然いっぱいの相模原市緑区澤井
そこに自然素材でつくるセルフビルドの平家が上棟しました。
杉板と黒ガルバにシルバーサッシで包み込んだ外観、
内部はオール杉板の気持ちのいい大空間の設え、
やや間仕切りは多めとはいえ、それでも通常よりは広く感じます。
玄関ドアは、飛騨のヒバ材で作成。
まわりの景観になじんだ柔らかな落ち着いた佇まいの片流れの家。
「この町、そしてこの家で積極的に関わりながら暮らすんだ!」
という熱意が伝わってきます。
そんな若い施主様が望んだ「平屋の木の家」です。この年齢では珍しい。
通常は「便利に暮らす、楽して暮らす」方向に走るのが普通なんですが…。
ウッドデッキや薪ストーブもやがて入ってくると思います。
地元で生まれ育った若い方の中でも「自然素材の家を造りたい」という人たちが
少しづつですが毎年増えています。はなから自然住宅を望まれる移住の方との
接点があることや、他の街に比べ藤野に無垢の家が多いことなどの理由…。
皆でいい感じの街並みを目指す…
これからの「街づくり」という点ではとても素晴らしいことではないでしょうか。
自身、資産価値も落ちづらいし。
(人がいて…家が建ち…コミュニティや町が出来…景色の一つになっていく)
この家の高すぎない階高、急すぎない屋根勾配、広すぎない破風板
大きすぎない樋、そして最後に「奇をてらいすぎない」ことなど。
すべてにおいて…すぎることを排除して…その結果「かなりカッコいい」
☆山登りの方が行き来する陣馬の山へ登る途中に建つ
そんな「澤井の家」の上棟の様子です。