2013年07月12日
「八王子・みつい台の家」…左官工事始まる!
東京都八王子市の高台にある「みつい台の家」
外部は「ガルスパン」と「杉板張り及び自然塗装」の仕事が終わり、
いよいよ塗り壁・左官に入りました。
三鷹の塩入さんの職方さんが5名ほどで、
地獄のような暑さの中、真剣にこてを使って塗っています。
テクチャーは、かなり細かめでお願いしてあり、
他のガッツリした仕上げとのトータルバランスを保っています。
内部は高性能の「セルロースファイバー」の現場施工が終わり、
もう少しで大工さんの仕事もひと段落。
巨大な吹き抜け空間をセンターに持つこの家は、
南面にパティオと呼んでもいい中庭が配された、
住宅街の中でも自然豊かに暮らせる完結型の間取りになっています。
大きな窓から、真っ青な空を望む明るい家。
住宅街なので、外から見る空より家の中から望む空の方が気持ちがいい。
あと2か月…暑さが和らぐ頃には、そのモノトーンに木が加わった外観と
無垢な床を持つ内観が現れてきます。
昨年度の最後の「地域型住宅ブランド化の長期優良住宅」
工事用看板には…「街に暮らす、そして木の家に暮らす」と書きました。
周りで後から着工した住宅メーカーさんの現場は、
悲しいかなもう完成しているものもあります。
丁寧な大工さんの仕事でキッチリは、やはり時間がかかります。
断熱・調湿・防音に優れた材、ネックは高価なこと。