2013年06月05日
湖のいえプロジェクト「くんえん杉と漆喰の家」…増築工事始まりました。
ちょっと懐かしい感じもする「湖のいえプロジェクト」です。
創和建設・自然住宅限定宅地プロジェクトのはじめの一歩でした。
相模原市緑区吉野の湖(相模湖)のほとりに建っています。
相模湖はじつは70%が藤野にある湖。これは地元の方も知りません。
「くんえん杉と漆喰の家」「白洲の家」「楓の家」「土壁と漆喰の家」
の4棟からなる創和建設・自然住宅限定土地のうち1棟の増築工事。
この建物は、外壁はガルバリウムと焼き杉、床はくんえん杉、
内装は無垢杉と漆喰、水廻りや配管に至るまで環境と健康に配慮しています。
もちろん断熱材・接着剤や塗装、そして電磁波にも気を使った徹底した家。
大工さんのタバコや頭に付ける整髪料や香料も禁止!
設計は、目黒のアンビエックスさん。ケミレスな家づくりのスペシャリスト。
新築時でも体に優しい無垢と燻煙の匂い以外はいっさいしないという
徹底した監理の健康住宅を目指しています。とても勉強になります。
先月の5月23日(木)に上棟したこの湖の家は、
中村御大とその元で腕を磨いている戸谷クンの2名が、
牧野の家の完了後にこちらの施工に入っております。
創和建設のなかでも御大とよべる中村さん(年寄という意味ではありません)、
仕事とお酒が大好きで、お酒を飲みながらも話しはなぜか仕事の事ばかり。
その年齢で、あれだけの腕を持ちながらも、勉強する意欲には頭が下がる。
弊社に1番長く在籍、そしてタカをくくることの少ない棟梁です。
増築工事なので、いつもと違い工期も短めですが、
それでも一般住宅の新築工事より大幅にかかります。
この大きさでも2日間で上棟が終わらない密度が濃~い家です。
「湖の家」というくらいなので、南面デッキの下にはこの風景。
そして中村御大はこの後に「平屋プロジェクト・連のいえ」が控えています。
ちなみに、写真の母屋が黒く写っているのは、「黒ガルバと焼き杉」外装のため。
ともに、対シックハウス・対化学物質過敏症の住まいになっています。
この地域は(無垢&自然素材)でつくられる家が極めて多い。
相模湖の湖畔に位置するため、無垢・自然素材の利用は住環境を考えると、
必ずやらなければいけないのだとみな考えます…湿気・カビ対策のために!