2013年02月27日

一般住宅と自然住宅の境界線って?

良く打合せや見学会でお客様に聞かれることの一つ

「自然住宅ってなんですか?」「どこが普通の家と違うのですか?」

そこで「う~ん」です。

じつは、はっきりした境と言われると良くわからないんですが…。

合板と接着剤に頼らず自然素材を利用しているから?

環境に優しいエコスタイル?、再生可能エネルギー?、

地域の資源や風土にあった住まい?それだけ…かな?

そこに座った時に、まわりを見まわした風景や匂いや気配。

何故か広がりと柔かさと優しい木の香りを感じること。

どこかで見た間取りでもなく、個性もちゃんとある感じ。

このような建物にはポリやメラミンの質感も当然相性が悪く、

柔かい、光らないということが大切なんだと思います。

窓からの景色もちゃんと考えてあって、風の流れももちろん考えてある。

材料だけの問題ではないんだろうな。

雰囲気みたいなもの…?

つくられた家に人が合わせていくのではなく、

住まう方の暮らし方に、それぞれの家がある感じ。

間取りというものの優先順位がとても低いんですね。

いつでもどこでも、家族の気配を感じることができる家。

余計な仕切りはなく、ドアも必要最低限…無駄を省く。

普段開けて生活する空間には、ハナからドアをつけない。

収納は、タナがむき出しということも多いこの手の建物。

収納の折戸はご法度に近いかも…無垢材に合っていない。

メンテナンスも手間かかりそうだし、やはりドアか引き戸がベター。

便利だが、壊れそうな造り方もなるべく避けることだと思います。

全体が、籠るという感じがなく、繋がってるようなイメージ。

プライバシ―と繋がり・広がりが共存できる。

普通の間取りに無垢を張っただけでは、やはりどこかが違う!

という訳で「境界線」は、あまりよくわかりませんでした。

強いて言えば…建築家の感性がより自然かどうか…ここが重要。

「日々の暮らしやすさと機械に頼る便利さは、まったく同じではないこと」

「小さなことに目がいき過ぎて、大切なことをないがしろにしていないか」

なんだかんだで~自然住宅という分野…

セルフもそうですが、こうして私たち工務店も苦しんでいくんですね(笑)!

最後にひとつだけコマーシャル

「自然住宅限定土地」という私たち創和建設がやっている企画の良いところ。

家づくりのだいたいの雰囲気をはなから決めてしまうという我儘な企画。

ただ、一般に土地は選べてもお隣さんは選べないと言われていますが、

この限定土地は、ある程度同じような考え方の人達が集まってきますので、

無条件の土地よりお隣さん同士上手くいくことが多いと思います。

皆さん家づくりに時間をかけられるゆったりした方が多いようです。