2021年10月29日

町田市 “玉川学園の家” 上棟!

今月、玉川学園の丘の上に建った自然住宅…ひとまず“玉川学園の家”と呼びます。

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10月26日に無事上棟式を開催。式典の仕切りは大工の棟梁の関戸功さん、
そして施主様ご家族、設計の「スタジオikb」の池辺さん、
施工サイドから創和建設の私・志村と現場監督の山田、
協力会社を代表して電気の草野さんの9名で厳かに執り行いました。

ここ“町田・玉川学園の家”は一言で言い表すと「どうなってるかわからない不思議な家」。
まだ、屋根の下地が終ったばかりの構造の状態では、はっきりとは見えてきませんが、
先月完成した“町田・相原の家”と同じ空気が流れています。
設計者が同じなので当然か…。

いろんなところに斜めがある。
いろんなところに地熱利用の土間がある。
いろんなところに吹抜けがある。
そしてそれぞれに理由がある…たぶん。
そして上を見上げると、その斜めが斜めじゃない。
そう、ちょっとよくわからない。
このような経験を創和建設はたくさんしてきました。
外注の建築家・設計者とのお付き合いが多いことで、
ちょっとわからない家をたくさん建てています。

そして半年後に完成し、そこで改めてその空間デザインの想像力にハッとするわけです。
1階の半分近くを占める地熱利用の土間は、外部と内部にまたがりとても気持ちがいい
家の景色を見せてくれることでしょう。

他と変わっていること…それは完成の到達点を想像できない嬉しさにつながります。
奇をてらうことなく、メリハリをつけた個性と大胆さは、便利さを少しだけ犠牲にして、細かいところをちょっと我慢しても、余りあるお釣りがたっぷり来そうです。

想像空間と呼んでいい家。ここまで大胆に突っ走った施主様ご夫婦に感謝です。
そして一言…よくわからない家は、見てる私たちは楽しいが、造る職人や現場監督にとっては非常に難しいんです。

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半年後には、そのよくわからない家が、正体を現します。
意外と落ち着いた外観だったりするんです…
それでは、また半年後お楽しみに。