2012年07月12日
「季のいえ」の電気代は現在8000円…まだまだ下がる。
今年4月にお引渡しになった「相模湖・季のいえ」
藤野電力を新築に組み込んだ自然住宅です。
太陽光も地熱も利用していない普通の住宅です。
他とちょっと違っているのは、天井がないことと窓の配置。
冬場は少し大きめの薪ストーブとファンを利用しながら、
間仕切りの圧倒的に少ない間取りで空気を流れやすくして、
薪ストーブ以外の暖房はゼロ。
夏場(現在)も上にのぼった暑い空気が壁の上を流れて
北側の高窓から外へ流出。夜はそこから入ってくるひんやり
した風が、下にさがって居室を冷やす。風が少ない時は、
ファンや扇風機で室内の空気を動かす。
もちろん冷房はゼロ。
灯りやテレビも藤野電力が大活躍。
ちょっと暗いが、いい雰囲気の空間になってます。
天井がない分、建物全体を照らします。
ここの施主さん、今朝こんなことを真剣に話していました。
ちょっと暑かったら、この家は智恵を使って涼しくなれるらしい。
現在、契約は30アンペアで十分らしい。これを20アンペアにして…
「目標は1ヶ月の電気代が30坪の家、ご家族4人で5000円くらいか?」
電気代を減らすために…
適度の断熱性と考えられた窓の配置、そして開放的な空間をつくり、
ちょっとの間だけは我慢…ですか?体には良さそうですね。