2012年03月05日
「ここどうなってんだ~」⇒「へ~」のような家
造っていてとても楽しい家がたまにあります。
(住んでどうかは、その方の主観によりますが。)
玄関の天井が背丈よりちょっと高いくらい…すごい圧迫感。
そこのドアを開けると居間があり、とたんにドーンと広~い吹抜け。
まわりは隣の建物が押し迫り、玄関もうるさい道路に隣接。
けれど居間から裏のテラスに出て見ると、自然いっぱいの絶景。
外観は極めて普通…普通の中の普通。
しかし一歩中に入ると、そこには無垢の香りいっぱいの別世界。
この意外性はとても嬉しい~ガーンです。
欠点が一つもない人よりも、普通だが秀でているところが一つ。
これはとてもお得な気がします。
もとのハードルが低いため、その上がり方は尋常ではないくらい。
大黒柱も2本あったら目の焦点が定まりません。一か所で特化です。
1面でも景観のいい土地に家をつくる場合、
何はともあれ、そこを最大限生かしましょう。
それだけで100点ですね。
そういう訳で、全てにいい土地の方が設計は難しいんですね…うん。
「間取りを書くのではなく、暮らし方を描く」これができれば最高です。
「へ~」の家…たくさん創りましょう!