2020年01月29日
古民家リノベーション「蚕の家」完成です。
相模原市藤野地区で、古民家リノベーションが完成しました。
昔、蚕を飼っていた養蚕・畜産農家の古民家。
昨年夏の暑いころから始まり、気が付くと秋…そして冬と半年かけてのリノベーションとなりました。
建物が大きい分、手をかけると費用もかさんでしまう古民家リノベーション。
コスト削減で、新建材を使ってしまうパターンをよく見かけます。
漆喰の壁にサイデイングが一部貼ってあったり、長年かけてピカピカに黒光するけやきの床が張物の床が上から貼ってあったり。。。
そうなると、せっかく年月を経て先代から引き継いできた建物が、まったく安っぽい建物になってしまします。
「蚕の家」は床は杉、壁は漆喰、外壁は杉の羽目板貼のオール自然素材です。
特に今回は足回り(基礎・土台・壁)と外装を重点的に手を入れ、築年数不明のこの古民家が、さらに先まで長持ちする家へ。
工事中、時折出てくる、繭は片付けてしまいましたが、長い年月、この家を見守る「大黒柱」「小黒柱」は堂々を健在です。