2011年06月14日
「藤野…楓のいえ」上棟
本日、藤野の自然住宅限定宅地の「創和 楓のいえ」が
無事棟上げとなりました。
棟梁をはじめ参加していただいた職人さんたちには、
いつものようにきれいな仕事をしていただき、とてもありがたいです。
また、当然ですがお客様に「感謝」です。
今回の材料の特徴は、材木にあります。
大地を守る会・自然住宅事業部推薦の「協和木材」の構造材です。
福島県に本拠地を置く「環境との共存」に取り組む国産木材の会社で、
伐採管理から製材加工にいたるまで、高品質な木材を供給しています。
国産の杉材がメインですが、柱材においては一本毎の強度測定を実施。
高温乾燥における内部割れの低減を考慮し、中温乾燥を取り入れており、
必要に応じてはガイガーカウンターによるチェックも行っているとのこと。
栗駒のくんえん乾燥といい、協和の中温乾燥といい、その他水中養生など
天然乾燥に変わる方法が、いろいろとあるものですね。
まあ、時間をかけた天乾に勝るものはないのですが。
「楓のいえ…構造体を除きメープル材を主たる材料でつくる家」
この「中温乾燥材」が完成に至るまでどのように変化していくのか、
かなりのパーセントで梁が見えてくる建物なのでとても楽しみです。
大きくはないですが、開放感のある空間ができればと…。
相模湖畔に建つ自然住宅群のうちの一つとして、どの家もそれぞれの
個性を静かに主張しながらも、落ち着いた空気が漂っている。
派手さはなくとも、質の良さが伝わってくるような住まいになればと願います。
この若い棟梁…じつに細工が丁寧で上手い。
シャイな笑顔がどの施主様にも大人気!!