今日は、相模原市緑区名倉の「風のいえ・プロジェクト」で計画している

「津久井産材利用」の材木の視察に「青野原」へ行って来ました。

本当の「地産地消」を目的とした材木選び(藤野でないのが残念)です。

名倉地域の材もどこかで使いたいと思っています。(古民家の材と一緒に)

施主様・設計事務所をはじめ、創和建設のスタッフや中村棟梁も集合です。

「青根・青野原・串川地区」は素性のいい材木が手に入る地域で、

どうにかして、その地の材木で継続して家が建てられないかと…

特に「杉・桧」等がどれだけ使えるか確かめるための視察です。

結果は、弊社の棟梁が太鼓判を押すほど二重丸でした。(笑)

間伐材を含め、真直ぐにのびた杉や桧がたくさんありました。

「間伐材と林業~現況として林業の採算が採れないことにより、

森林まで不健康になっている。間伐材の有効活用によって、

次世代へ繋がる持続可能な循環型社会を目指す。」

ちょっとえらそうで、漢字が多めの文章ですが、

製材所の皆様は口をそろえて、次のようなことを言います。

「この木材は日本の他の土地に負けてない。だから、運送費の

かからないこの材を使ってもらう。何十棟も建てるわけではないから

素性のいい木も吟味して出荷できる。最終的に山が綺麗になる。」

良い木があるから、地元で建てる。間伐利用など、数は少ないが

あたりまえにやっているから言える言葉ですね。

創和の大工の棟梁も

「これだけキレイに詰まった材なら、(杉・桧)共、化粧でも文句なし!」

この一言で、藤野駅から徒歩12分程度にある「風のいえ」の方向決定です。

               ひ と 安 心

「国産材」⇒「神奈川県産材」⇒「津久井産材」…と職人さんを含め

           ~ホントの意味での「地産地消の住まい」になりそうです。

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                  7月頃より着工です。
今日、関戸棟梁より素敵なプレゼントをいただきました。感動!

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大工さんの道具はこの(墨つぼ)にしても(カンナ)にしても綺麗です。

創和の打合せ室(応接間がないので)に、大切に飾らせていただきます。

(相模原市緑区小渕)藤野の甲州街道の真ん中あたり、

ちょっとした蔵(倉庫のアップバージョン)が竣工しました。

杉板と白壁で「ローコスト」で仕上げた建物です。

母屋とのバランスも自然な感じに映ります。

屋根も横張りを避けたのが大正解だったようです。

「里山長屋」の大工さんに、そのまま入っていただき、

お客様にも大変喜んでいただきました。

仕事をさせていただいた上に、喜んでいただける。(嬉)

来週の検査後に、いろいろな物が運び込まれます。

      「たかが倉庫…されど倉庫」

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●100人乗っても壊れない倉庫には負けてないぞ~!

ご連絡で、ここ使っちゃいます。

(今回工業会で表彰を受けた建物の一つ~ガンメタの家)

柱は腐食を考えスチール埋込み(30角)~黒塗り(ガンメタ近似色)

桟はデッキに合わせ~サザンイエローパイン(キシラ塗り)

納まりは他社さんのを参考にさせていただきました。

高さを800くらいに抑え、均等割りではなく、間を空かせます。

フェンスと門扉と花壇の桟の位置を…高さを変えて面白くしましょう。

こんな感じでいかがですか?では金曜日に宜しくです。
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この横桟 手すり側は、上部1段(または2段) 下部2段(H900)

門扉側は 上部2段 下部1段(または2段)~高さは手すりと同じ

花壇側は 上部1段 下部1段(H500)または2段(H700)でいかがですか?

なんとなく、完成形をイメージしてください。現地にて実物で説明します。

 (一生懸命 生きている花を荒らす輩は … 天誅ですね!)

「風のいえ」プロジェクトの開発が終わりました。あとは、役所の検査待ち。

「藤野の蔵」も完成です。これもあとは、役所の検査待ち…です。

近日中にご紹介できると思います。

今月から提携予定の「地熱・蓄熱」のSRC工法の解説です。

この工法は、床の下に直接「蓄熱層」を持ってくることにより、

(夏)涼しく、(冬)温かい「地熱」をダイレクトに建物に伝えるという

メリットがあり、基礎も強固な支持力を得ることができます。

(自然災害に強い・耐久性と精度の向上が得られる・シロアリに強い

 湿気をシャットアウト・荷重を分散できる・不同沈下や突上げに強い

 振動や騒音が抑えられる・ほとんどの床が耐荷重構造となる)

   そして、大切な一言⇒他の地熱設備より少し安価!

ゴツイ直接基礎で、鉄骨まで入り、その下に蓄熱砂利層がある完全密封

の構造なのだから、上記の利点はあたりまえのような気がします。

とてもシンプルな考え方なので、つくる私たちも安心できます。

(夏)涼しく、(冬)温かくなくても…(夏)暑くなく、(冬)冷たくなければ (笑)

ただ、この書類にはもうひとつ大切な一言が抜けているような気がします。

   それは、「施工が、少しだけ? む・ず・か・し・い」 かな。

創和建設「とりあえずやってみよう」の第3段

                    …(SRC蓄熱工法)の地熱住宅でした。

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今年の夏には、上野原市内にてモデルハウスができます。

(ベストホームさん、地熱の標準装備化を決定~施工はもちろん創和です)

昨年から今年にかけての「とりあえずやってみよう」の4つの目標。

「藤野・自然住宅限定土地の分譲・開発」

「大地を守る会・自然住宅事業部との業務提携」

「地熱装置やOM・そよ風を利用したエコ住宅の建築」

残りの一つは「ピンポイントの地元の木で家をつくること」…問題なさそう。

あとは「骨太のいい家」を創るだけ…

         どんな設備や機能より、ほんとはこれが一番大切なことです。


~ H O N E B U T O ~

先日の上野原の物件の上棟(後日イベントにてご報告)につづき、

第一期自然住宅限定土地「湖のいえ」の最終区画に建つ予定の

「藤野・楓のいえ」の地鎮祭が本日小雨の中、無事行われました。

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楓の家…そう、無垢のメープル材をふんだんに使った住宅です。

野球のバットやボーリングのピンにも使われている堅木で、

繊細で優しい木肌を持っています。色は明るめ。

いつもは、和材は杉無垢・洋材はミモザが多い「創和」ですが、

「無垢の楓」は久し振り。

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(床・建具)が楓。壁はシラス・ビオセラ。天井が杉無垢の予定です。

背の低い平屋ということで、とてもシンプルで小奇麗な感じの家に

なると思います。スッキリ仕上げることを心がけます。

ちなみに、屋根はガルバ。外壁は高千穂さんのそとん壁の予定。

木材は、「大地を守る会」推奨の協和木材さんから仕入れます。

(この材木屋さん、福島の原発から100キロ離れていますが、

        同じ県内ということで、ガイガー・カウンター装備です。)

むき出しの化粧梁がちょうどいい迫力…協和さん楽しみにしています。

この建物をもって「自然住宅限定宅地…湖のいえ」の一期工事が

全て完了致します。皆様のご協力で「自然住宅」がみごとに並んで、

とても素敵な雰囲気になるであろうと、今から楽しみです。

途中、ここに自然住宅を望まれない2×4等のお客様がお見えになり、

泣く泣く数名のお客様をお断りしたのを懐かしく思い出しました。

(その時は、この先誰も来てくれなかったらどうしようと

                   心が折れそうになったこともしばしば。)

ひきつづき「風のいえ」もすこしづつ始まっていきます。

やはり「自然住宅」の縛りをキッチリ設定させていただいており、

そのうえ「風のいえ計画」は外構まで規制…グルグル巻き状態?(笑)

ただし最後は、お客様に喜んでいただけるのかなと勝手に思っています。

全ての建物が、それぞれの個性を持ちつつ自然の中で調和する。

 

 あ――――――――――――ほんと建築やってて良かった!

来週は、津久井産材の打合せで井上さんの加工場にうかがいます。

うまく軌道にのっていければ、本当の意味での「地産地消」ができます。

「地元の木を使って地元の職人さんで家をつくる。」…ジモティ最高。

そういえばこれから「浜岡原発」どうなるんだろう…中電さん早い対応を?

(東電の試算によると、家庭の努力で310万キロワット節電可能らしい)