2015年01月01日
(仮称)奏のいえ…上棟!
あけまして、おめでとうございます。
昨年2014年、上棟のトリを飾った「奏のいえ」
完成まで施主様に邸名を決めていただけるまでは、
「奏のいえ」でご紹介していきます。
相模原市緑区の山あいの絶景の地に建ったこの家は、
年度の最後を飾るにふさわしい住まいになります。
地熱住宅+国産無垢材+自然素材+アート建具+いろいろ自由
この、いろいろと自由なエッセンスが深みを増して
面白い建物になっていきそうです。着地地点は微妙に不明。
骨太の在来工法のしっかりとした建物なのですが…
行き着くところの曖昧さが、より楽しさを増幅させていきます。
360度、どこを見ても素晴らしい田舎の土地なので、
設計者はとても苦労したと思います。
もとのポテンシャルが高いので、それを上げていくのがたいそう難しい。
たぶん、このような土地には、細部までつくりこんだ家は似合わない。
遊びがある家づくりが一番しっくりくるようです。施主様にもフィット。
大きな化粧の構造体と大胆な配置…そう図面で追えない配置。
4月の完成を目指し、「北杜の家」を終えて帰ってきた長田棟梁が、
無口で優しい顔からは想像できないパワーでつくりあげます。
上棟した軸組を見上げながら想う事…この「抜け感」は期待大!
(つくりこんでいく設計より、省いていく設計の方が難しいんですよ)
既存の枠組みにとらわれない自由な奏の家…どんな音色になるか?
玄関ドアを製作されるラブレターの高橋さん(アート)をはじめ、
あとから参加されるモノづくりの方々も、きっと楽しく仕事ができそうです。
ちなみに、創和建設の今年のキーワードは」「アート」。
それも奇をてらうことのない、派手になることのない、
建物にしっかり溶け込んだ「センス良く暮らすためのアート」、
建築に寄り添ってきてくれる作家さん…待ってます。
そして、そして…もっと、もっと病院とライブに行こう!
(昨年は、立川・聖蹟桜ヶ丘・八王子のみのライブ)…今年こそ!
2014年12月29日
創和建設・八王子営業所…オープン、最初は南大沢住宅の打合わせ!
待ちに待ってはいませんが、とりあえずオープンしました。
創和建設の八王子営業所
これから3年間は、こちらでもちょっと頑張ってみようと一念発起。
街の自然住宅…新築・リフォーム
マンション内装…自然素材リフォーム
この2つの大きな目標をもって、少しづつゆっくり歩いていきます。
この営業所での最初のお仕事は「八王子・南大沢の家」のご契約。
千葉から来られる、とても温和なご家族のみなさん。
昔から懇意にしている不動産のKさんのご紹介です。
南大沢では3~4年ぶりの住宅建築。ここは、今でも発展しています。
これからの「街の家」への足掛かりというか第一歩。
(それにしてもこのあたりの土地は高いですね…びっくりです)
田舎暮らしの家に比べて、素材や時間のハードルを少し下げて、
その代り設計のセンスと感覚で勝負という感じです。
木が多すぎるのも、「里のいえ」と比べて微妙。
ここ数年、たくさんの「イエ・カフェ 系」の雑誌を熟読し実物を拝見し、
その中でグッとくる派手ではない素材感のある住まいを取り入れ、
スタジオikbさんをはじめいろいろな方のご協力を仰ぎながら…
これからもシンプルに・シンプルに!
これからは、多摩や神奈川県北部をはじめ東京・神奈川の市街地、
そして相模湖・藤野・上野原の駅周辺などの家づくりに生かしていきます。
この手の住宅は、どんどん派手になっていくようですが…そこは注意。
古材もおおいに利用する、お財布にも少し優しい家づくりが出来れば。
というわけで、来年も頑張ることが見つかりました(笑)。
今までの家づくりを屋台骨に、少しだけ幅を広げていきます。
良い職人さんがいるという強みは、どんな家でも変わりません。
どちらも「素材感と経年変化と自由な暮らし…」
来年も、創和建設をよろしくお願いいたします。
誰かが言ってます「八王子の支店は、うちの代表が都内のライブハウスへ
行った帰りに酔っぱらって寝るための宿泊施設なのかな?」…これは無言。
ここ1ヶ月ほど、弊社の地元にある「ラブレター」の麓に行く機会が多く、
すぐ近くで見る「ラブレター」は微妙。見上げるたびに思いだす言葉、
村上春樹の(1973年のピンボール)で使われている一言。
「遠くから見れば、大抵のものは綺麗に見える」…普通に深いです。
(スーパーフライも、同じような歌を歌ってますが。)
それでも、近くでピッカピカよりはいいかな、それなりに味があって。
最後は「遠くで見ると綺麗で、近くで見ると味があるラブレター」で締め!
それでは、良いお年をお迎えください。
2014年12月25日
東京都八王子市「めじろ台の家」…火入れ式!
東京都の多摩地区八王子市めじろ台。
そこに完成した「めじろ台の家」…薪ストーブが本日より稼働。
クリスマスイブの前日…
いつものように、みんな集まって火入れ式を開催。
この「火入れ式」は、他のストーブ屋さんに比べて
DLDさんは大好きのようで(施主・工務店は大助かり)、
伊那・高遠の薪ストーブまつりのようなでっかいイベントも開催。
八王子は薪ストーブ保有率は当然少ない…街中分譲地
そんな中、薪ストーブの暮らしを選ばれた施主さんは、
お子さんと一緒に約2時間薪をくべていきました。
大きなサイズなので、これ1台で1階はすべて暖かくなりそう。
翌日のクリスマスイブは薪ストーブのまわりでワインでも?
外構がもう少しかかりそうなこの家の完成写真は…2か月後か?
2014年12月23日
先月、雑誌に掲載された建物たちパート1。
先月、今月と2冊の雑誌に、それぞれ4~5軒づつ
創和建設の建物が掲載されました。
その9軒うち4軒をずらっとご紹介。
どちらかというと、自然住宅を薄めた感じの
デザイン住宅に近い建物です。
他の5軒は、生粋の自然素材の家。
そちらは、また来年にでもご紹介します。
今日は手短にここまで!八王子と相模原のかっこいい家です。
無垢とモノトーンの住宅。弊社の家づくりの、もうひとつの顔。
(可愛い住宅だけが皆無です。なにしろ平均年齢高めなので(笑))
そうなんです。可愛い家は、照れくさくて作れませんし、頼まれません。
(下記の建物以外で、上野原市の凛の家は掲載3年目となります。)
ありがたいことに今年もいくつかの雑誌にとりあげていただきました。
来年は来年で、今以上注目していただけるようみんなで切磋琢磨、
老体に鞭打って、体は50歳、心とやる気は30歳ということで…。
2014年12月21日
まんなかの家…上棟しました。
まんなかの家…上棟!
そりが出来そうな大屋根が特徴的な「まんなかの家」
来年が最後になるであろう国交省の地位型住宅の家です。
構造体はすべて地産地消の無垢材を利用。
大屋根はガルバリウム葺き。
内装に関しても、ほぼ自然素材で拵えます。
ただ、いつもと少しだけ違うのは「完全に洋風である」ことくらい。
新しくした創和のサイトにも、これから新たに付け加える予定の
「家カフェ」っぽい無垢の雰囲気の住宅に似た感じです。
より自由に、より振り幅を大きく、そしてチープにならない。
これを目指して数年ですが、そろそろ実行。
ただ、以前と比べて純度の高い無垢のパーセントが増えている分、
踏み切るに難しくなってしまった感のある私たちですが…。
オープンな間取り シンプルスタイル 白い壁 光らない素材感
程よい抜け感 アンティーク アイアンフレーム 陶器
低めの家具 高めの雑貨やタナ バランスのいい木のボリューム
など、手がかりとなる単語を思い描きながら…
完全な洋風住宅は派手さとチープさが背中合わせ。
一般住宅が真似しやすいのも、そのような理由があるから。
経年変化に至らないもののパーセントを減らすことが大切なのかも。
「まんなかの家」は、創和のサイトに載っている鎌田氏が設計で入り、
ひとつひとつ施主様と念入りに打ち合わせを重ねました。
3月お引渡しと、厳しい工程のため完成見学会は無理そうですが、
写真の公開の了解を得たうえで、こちらのサイトに掲載します。
でっかい屋根と吹き抜けを持つ「まんなかの家」の上棟の様子。
やはり、長期優良住宅は軸組が混雑しています。丈夫です。
その中で、この巨大とも言える吹き抜け空間は素晴らしい。
街中自然住宅のお手本のような住まいになりそうです。