最近、何かと話題になっている埼玉県飯能市。面白い建築物もたくさんあります。
自治体の規模の大小はあるものの、創和本社のある藤野とは共通点も多く、
藤野のシュタイナー学園・飯能の自由の森学園、ともにアーティストが多い、移住者の受け入れに積極的などなど…。

昨年より、創和建設&設計室en&フォレスト西川の3社がタッグを組んで、飯能市の仕組みを利用しながら家づくりに向かう“創和建設・飯能スタイル”。
すでに、1軒が設計開始。移住補助金、西川材補助金を使いながら、最終的には建売分譲の匂いのない、良質住宅が出来上がるというありがたい仕組み。(豊かな景観・広い敷地・無垢と自然素材の住宅)
とくに素晴らしいのは、土地を飯能市が紹介してくれる。それもいくつも。農や植栽のマイスターがついてくれるということもいい…半農スタイルという呼び名もありますが、いただけるものはいただいて暮らしに役立ててください。

なんでもそうですが、補助金はタイミングと期限と限度額があるもの。ご興味のある方は、ぜひ創和建設・志村までご連絡を…。
(相模原・津久井産の木材補助金や移住補助金も出ないかな~と思うこの頃ですが、相模原市自体が人口がそう減っていないのでたぶん無理!)

飯能住まい広告案808

洞窟の家

創和建設で外装で、圧倒的に多い“シラスそとん壁”の発売元の高千穂シラスさん。
このたび、創和建設は高千穂さんが提唱している“洞窟の家”のパートナーとなりました。
内装の薩摩中霧島・ビオセラなども、弊社の標準仕様と呼んでもいいくらいに多用しています。

そして、コレたぶん高千穂さんも気づいていないこと「シラス壁を使った家の世帯数あたりの密度(軒数)は、創和建設のある藤野が日本一ではないかと…家が少ないせいもありますが。」

今週中にはイベントにアップする3軒のそとん壁の家からなる“相模原・シラスの家プロジェクト”もそうですが、設計者・施主ともシラス壁が大好き。
これからも、どんどん増えていくと思います。

創和建設は、この“高千穂・シラス洞窟の家・プロジェクト”の他に、国産材を使った家づくりの“国交省・地域型住宅グリーン化事業…里まちネットワーク”“同チーム・ijuka”大地を守る会・らでぃっしゅぼーや・オイシックス関連の“自然住宅・安心家づくりの会”自然素材のリフォーム&リノベーション“相模原・住宅ストック…里まっち”埼玉県の家づくりを積極的に考えている“家づくり学校”“同・飯能スタイル”他、たくさんの事業と提携しています。
そして、それぞれの会には、それぞれやりたがりの人間がいて、みんなを引っ張っていってくれています。

1人より2人、そして1社より2社…ほぼ同じ方向を向き共通点が多い会社が集まることは、きっときっと力になっていくことを信じて。一生懸命やって、失敗したらやめればいいし…!(以上)

八王子 “めじろ台の家”上棟致しました。

設計は設計室en様、大工は八王子出身の坂口大工さんが担当します。

大きく出した軒、一階リビングからの吹抜けも開放感があります。

内装材にはクロスではなく漆喰仕上げ、床には無垢材と体に優しい作りになっています。

お施主さんによるセルフビルドと、どんな家になるのか今から楽しみにしております。

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2019年07月12日

還暦祝&暑気払い

梅雨らしい梅雨…といえば、そうなんですが、毎日いつ降るかわからないお天気が続きますね。

上棟前の監督は、天気予報とにらめっこして、ヤキモキしています。

梅雨が明けて暑くなると、それはそれで「暑い暑い!」と言い出すので、人間わがままですね~。

 

先日、監督&不動産部が、相模湖のレストランで「暑気払い」という名目で集合!がかかりました。が、本当は「還暦祝い」。

創和には今年還暦が二人。社長と岡部、一級建築士ペアです。

岡部:「俺はまだ還暦じゃない!」と抵抗してましたが、誕生日まであと数か月でしょ(笑)

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「赤いちゃんちゃんこは着たくない!」と言いそうなので、特に用意をしていなかったのですが、

社長自ら手元にあった赤いナプキンを首にかけて「還暦、還暦」と、はしゃいで?いました。

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この後、たくさん美味しいものを食べ、これから暑くなる夏を元気に乗り切って、年末までがんばろ~と楽しい時間を過ごしました。

創和 藤野 工務店

 

さて、この境界線…なんの堺でしょう?

ご想像にお任せします!メンツを見ればわかりますか?!

昨年完成した東京都八王子市と多摩市の境あたりに建てられた“紡ぎの家”。
外装及び内装ともにシラスそとん壁を使った、ちょっと高級でどっしりとした2世帯住宅。

約1カ月をかけての敷地の左半分の芝張りと庭造り(1期工事)が完成。2期工事は、涼しくなってからの薪小屋・アプローチを含む右半分の造園となっていく予定。

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創和建設の建物は、車庫・アプローチなどの外構を新築時に一気に施工することはほとんどありません。施主様がお引越しをされ暫く暮らされてから、リビングからゆったりと庭を眺め、外から家を眺め、庭をどのように使っていくかを考えながら創っていくことが多い。家によっては畑や造園が主役の外構も少なくない。それによって、玄関までのアプローチの動線は湾曲したり90度曲がったりします。もちろん車庫も敷地と直角じゃないことも普通。そして、出来る限り冷たいコンクリート素材やアルミなどの既製品をなるべく使わない庭を考えていきたい。

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どうしたら家が美しく見えるのか…どうしたら庭が美しく見えるのか…、それはお金のかけ方や規模に関系なしで、その家に合った庭がありその人に合った庭がある。

根性が曲がっているせいなのか、縦横直角の外構があまり好きではなく…、
「分譲住宅にあるような定規で書ける外構にしない。必ず手書き(直接地べたに書くことも多い)で書くような柔らかく創造的な外構にしていく」…最終的にはセンスと腕のいい造園・外構の職人さんと付き合っていくということなんですが、(家が出来た⇒車をココに⇒アプローチはココに⇒余った場所に植木)ではなく、(家が出来た⇒ここにシンボルとなる緑を配置⇒それを邪魔しないようにアプローチと車庫をバランスよく)という具合に考えていきます。メリハリをつけながら、外構よりも造園のほうがちょっと上にくる感じです。

来年、残りの庭をつくる予定の“紡ぎの家”。施主共々、私たちもとても愉しみです。すべてが完成した折には、また創和のウェブサイトでご紹介します。