2011年02月08日
「里山長屋~藤野プロジェクト」最後の経過報告です。
藤野の「パーマカルチャー・ジャパン」の有志の皆様方や
国立の「ビオフォルム環境デザイン室」の山田さんや布施さんをはじめ、
このプロジェクトへ参加した方々の想いがもうすぐ形となります。
この町にも、こんな素晴らしい意識と才能があるんだなと改めて感じます。
弊社の現場管理を担当した小俣も嬉しそうに、
「大変勉強になった、新しい世界を覗かせてもらった。」と話していました。
いくつになっても「仕事を新鮮に感じる事」が出来る,本当に幸せです。
企画するのは簡単⇒これを挫けずカタチにする⇒頭が下がる思いです。
造った職人さんたちも、相当なご苦労があったと思います。…しかし
大変な仕事のほうが、終わったときの充実感は大きいようなきがします。
「物をつくること」を業としている人の,心の中で胸を張る瞬間です。
「エコロジカルないえ、求めすぎないいえ、自律するいえ、シェアするいえ」
をコンセプトに始まり…いよいよ実りの時です。おめでとうございます。
まわりの自然に馴染み、とても素晴らしい風情をかもしだしています。
また、「素材の力」の凄みがひしひしと伝わってくる住まいになりなした。
この先建物のまわりに人の手が入り、人の交流が始まり、生活となり…
さらに柔らかくいい雰囲気になることは間違いないと思います。
…昔からそこに建っていたような…
このプロジェクトに加われたこと、たくさんの方と知り会えたこと
…仕事抜きで…関係者の皆様方にとても感謝しております。
これからの弊社の視界も、少しだけ広がったように感じます。
また一つ楽しい経験をさせていただきました。
かさねがさね、関係者の皆様方に感謝です。
「里山長屋…藤野プロジェクト」~想像以上の世界
建築というものが、まずは人ありき、そして人と自然と未来のため、
という忘れがちなことを再認識させてくれた現場でした。
また一つ「藤野の核」が生まれるような予感がします。
それでは、完成直前の外観・内観をほんの少しだけ。
* 構造 及び 仕上げ *
構造材 杉・桧(蓄熱構造)
屋 根 和瓦・ガルバ・草屋根 ・ 外 壁 砂しっくい・杉板
土 間 敷き瓦 ・ 床板 杉板 ・ 内壁 砂しっくい
是非「里山長屋暮らし」または「藤野プロジェクト」で調べて下さい。
そこにはきっと、面白い世界が広がっていると思います…(*^▽^*)
なお、完成見学会は初日だけで150人以上です。…ス・ゴ・イ !
木組みの実物を少しでもご覧になりたい方や建てたい方は
ご連絡下さい。了解のもと、ご案内します。
建築雑誌「住む」…私が一番好きな雑誌ですが、最近二度目の取材
を受けたそうです。この長屋~再び登場です。とても楽しみ。