2014年11月29日
(仮称)名倉の家…上棟!
(仮称)名倉の家…上棟!
(旧)藤野町の名倉地区のウナギの寝床に上棟した住宅は、
細長い敷地形状に、コンパクトな自然な素材の家を、
きっちりと軒を張りだしつくりこみます。
設計開始からゆうに半年以上をかけ、いまの形になりました。
間取りの関係で、木材や金物の数量も規格外に多い家。
今期が最後となった国交省・地域型住宅ブランド化事業の一環。
駅まで徒歩15分、途中で湖をわたりいい景色を眺めながらの通勤。
完成が楽しみな「名倉の家」…現在、邸名が決まるのを待っています。
今年の名倉地区での上棟物件は、すべて純粋な自然住宅となりました。
この地区のポテンシャルはますますアップしていくのだろうと想像します。
この地区の家づくりには、私たちの中でも何か「縛り」を感じます。
創和建設だけでなく、いろいろな建築会社や工務店がつくりにきていまが、
そのほとんどが、無垢や自然な国産素材をどこかにとりいれています。
「名倉地区・住宅マップ」というリーフレットをつくっても見栄えがしそうなくらい。
建築的には神奈川県の中でも、とても稀有な地域に向かっています。
近隣にもそれが波及しているようで、なんてことない田舎なのですが…。
20年~30年経てもその価値は、そう変わらないような気がします。
そう、住む方変わっても…。そんなに変わらないような…。
平地も少ないので大規模開発も不可能なのでそれも良し。
JRの藤野駅から芸術の小路に向かい車を走らせながら、
建築会社・不動産業者として、この町で営むことの
家づくりと景観に対する楽しさ・難しさを感じています。
「なにしろ、仮に80坪~100坪の土地があったとして、
それを半分に割ったらレッドカード1発退場みたい」な空気。
長くなりましたが、そんな土地柄のど真ん中に建ってます。
神奈川県・ウッドマイスターの長期優良住宅のため、
軸組がいつもよりやたら多い気がします。
…ガチに強い家!…