2010年12月02日
「ガイアの夜明け」より…家があなたを壊すとき!
ここ何年か、「化学物質過敏症」の方とお話をする機会が増え、
その時、必ずといっていいほど想い出すテレビ番組があります。
まだ、その深刻な病が世間にそれほど浸透していない時期で、
(もちろん建築業界では、かなりさわがれてはいましたが、
認知はされず…シックハウスという呼び名が一般的でした)
もとにもどります。その番組のその回のタイトルはかなりショック!
「ガイアの夜明け」…家があなたを壊すとき!
(4~5年ほど前に放送していると思います?。
ガイアの夜明け…いい番組です。)
家の中でも外でも、微量の化学物質に反応してしまい、普通の生活
を送ることが出来ない方達の日常を丁寧に映し出していました。
その中の一人の方は、相模原の方で建てた家に帰れず、河原で
生活していたような記憶があります。(地元なのでよく覚えてます。)
日本には、このような方が100万人いるということも、この時知り、
~凄い数字です、(大なり小なり)全人口の100人に1人の割合。
そして、住宅業界ではそれに対抗するために、どうしているのか。
「過敏症のない時代の、先人の知恵での家造りを目指す人」
「換気システムで、出来る限り空気を浄化しカビを排除する人」
「接着剤に米のりやニカワを使い、塗料は基本…使わない人」
こんな感じで、いろいろ紹介していたような~
今やっていることとゴッチャになっていたらごめんなさい。
何に発生するのか、いつ発生するのかわからない病ですが、
少なくとも家から逃げざるえなかった方達が暮していたのは、
中も外も、空気のキレイな場所であることは共通していました。
鈍感な私達にとって、そんなに簡単な世界ではありません。
立地・設計・施工とも、とても長い時間がかかります。
まだまだ勉強不足ではありますが、事務所の方や施主様の力を
多いに借りて、これからも前向きにやっていければと思います。
今日も、文章が硬くなってしまった。でも「ガイア」っていいです!
お・わ・り。
EQ BLUES ALLEY JAPAN LIⅤE!