2013年10月11日
「町田市・多摩境の家」…上棟!
「町田・多摩境の家」…上棟!
町田から八王子に向かう途中に多摩境駅はあります。
開発されたきれいな町の住宅街に建てるこの家は、
周囲の家々に比べて、ちょっと変わっている感じを受けると思います。
いつものことながら、なにしろ「無垢の木のパーセント」が多い。
コンクリートで武装した擁壁群が並ぶ分譲地では、なおさら異質かも。
ただ、その異質に映るであろう質感を、あまり和のテイストにならないよう
センスのいいデザインが綺麗に薄めてくれています。
俗にいう「コッテコテ」感を少なめにしている設計なんですね。
そんな雰囲気がここの施主様にとても似合っていると思います。
(住まい)と(住まう方)は、建築家が入るとかなりフィットします。
何回かお話しを重ねていくうちに「この方にはこんな家?」というのが
たぶんわかってくるのだと思います…というか間違いなくわかります。
そしてこの住まいの圧巻…2階から橋本の街が一望!殿様気分。
「三沢の家」と同じく、高台にあるという恩恵をたっぷり受けています。
このような家は大工の棟梁の負担が一般住宅よりかなり多いです。
柱や梁1つの納まりにも気を使います。
それでは、笑顔の平野御大が陣頭指揮をとる
無垢+自然素材-コッテコテ=(多摩境の家)の上棟です。
この家の上棟後の姿を見ていると1年ほどまえにトップでとりあげられた
「神奈川県の雰囲気よさ気な工務店」というサイトでの弊社への論評が、
こういうことを言ってたんだな~と思いました。
無垢だから「コッテコテ」「金もってんぞ~」感満載の家ではなく、
中身はこだわるが、見た目は、調度いい・いい塩梅くらい…
「嫌みのない無垢の家」の世界…これってセンスの問題で、
創和建設より建築家が褒められてるってことですね…それもまたアリです!