2013年07月27日
創和が外注設計にこだわる訳?…楽しい・凹む、そして未来へ繋がる!
私たちがお客様によく聞かれることああります。
「どうして3人も建築士がいるのに設計が外注なんですか?」
それはとても簡単な答えで、
「私たちに才能がないから」ではなく(?)(笑)、
「そのほうが、多種多様にわたる楽しい建物ができるから!」
「そのほうが、間違いなくこれからの仕事が繋がるから!」
外注の建築家の皆さんとお付き合いすることはホントに良いことばかり。
1、設計者、十人十色のいろいろな種類の良質な家づくりができる。
2、自社設計施工の、単調で造りやすい家へと走る危険性がなくなる。
3、建築家の方から新しいお客様を紹介していただける。
4、最終的に施工業者・工務店としてレベルアップできる。
5、家づくりで一番大切な「お客様と相性のいい」設計者を紹介できる。
このようにほとんどが良いことばかり。
唯一悲しいことは、自社設計に比べ利益がかなり少ない。
それは建築家のプライドと切磋琢磨で作っていかなければならないから。
どの建築家の方々も、自らの立ち位置からのズレが少ないので、
私たち工務店とは、アンテナのひろげ具合と可変性に温度差があります。
その中で、お客様のご予算と建築家の想いに挟まれ悩みも多いです。
まあ、裏を返せばそれが「つながる」ということに繋がるのですが…。
このお世辞にも景気のいいとは言えない時代に、
外注の建築家との家づくりにこだわることは、美味しくない様にみえて、
会社として長く生きていけるもっとも簡単な仕組みのような気がします。
これからも、生き続けていくために自社の設計施工に逃げずに行きます。
外部の建築家とのお仕事は、
なにしろ「楽しい」…なぜか「飽きない」…そして時々思いっきり「凹む」!
↓先日、「厚木・北矢名の家」のお客様をご紹介いただいた、
八王子の「エヌプランシステム」の並木さんの白いお洒落な事務所です。
いまでは珍しくなったこだわりの(手書き図面)で書かれる建築家です。
(真剣に武蔵野・多摩地区の家づくり・街づくりを考えておられるようです)
そして「厚木の家」もそう遅くなく着工します。
建物は、施主→設計→施工で流れる三権分立が理想ですね!