2013年03月07日
4軒の現代民家「風のいえ・プロジェクト」完成…そして家並見学会。
3月23日「風のいえ・プロジェクト」…家並見学会
先月もちょっとだけお知らせしましたが3月23日(土)、
「風のいえプロジェクト」の最後の1軒「土間のある家」の完成見学会
の開催日に合わせて、既に完成・お引き渡しが済んでいる他の3軒の
建物を外見してください。
それぞれの住まいが、光と風を分かち合えるように配され、
境界には冷たいブロック塀や金属フェンスもなく、
庭や畑も素敵な風景となり町並みに溶け込んでいます。
はじめからそこにあったように…自然に。
地熱利用・太陽熱利用(そよ風・温水器・藤野電力)・雨水利用・薪ストーブ
ペレットストーブ・コンポストトイレ・敷き炭などのエコなスペックだけでなく、
パッシブデザインを取り入れた住みつなぐ4軒の家は、四季を楽しみながら
自然とと共存する心地いい暮らしを実現しています。
その場に佇んで見渡せば、1軒の家が2軒3軒4軒と連なっていき、やがては
優しいコミュニティへと繋がっていくことを感じていただけると思います。
参加された3名の建築家の方々と4軒のご家族が横の繋がりを持って、
隣人のことも考えながら、エゴではないエコな家づくりを目指した結果です。
「地熱利用の家」「素足で暮らす家」「小舞土壁の家」そして「土間のある家」
と4軒の住まいがつくりだす懐かしくも新しい暮らしがここにはあります。
そして、家と家の間のちょっとした空間がかもしだす景色もちょっと愉しい。
畑、築山、パ―ゴラ、植栽、薪など、すべての物の大切さがわかります。
それは、家づくりが、やがては風景になっていくことを予感させてくれます。
「風のいえ」の住人の皆さんは、便利ということの尺度や価値観とは別の、
もう少し違った意味の価値観を持たれているのだと思います…きっと。
最後の「風のいえプロジェクト」の完成見学会の詳細は、後日お知らせします。
↑「風のいえ」の着工前に建っていた古民家と蔵の写真。
この建物の梁・蔵の扉・千本格子の木建具・敷石などは、
生まれ変わった新しい家にしっかりと生きています。
昨日の私の「エフエムさがみ」さんでのお話しですが、
この「風のいえ」がメインとなりました。注目度高し…です。
3月23日(土)は、(風のいえ)でお待ちしています。