2012年01月07日
変形敷地や住宅地に家を建てる…想像より創造!
家を建てる場合には、まず土地を探します。
いい景色を見ながら眺望の家に暮らす。
なにしろ便利で、生活しやすい土地をみつける。
家族構成や年齢もあり、希望はひとそれぞれです。
移住することにより、生活スタイルが変わるのも楽しみですね。
いろいろな土地を見てまわりながら、そのポテンシャルを想像して、
最終的には「エイッ」の勢いで決められるのだと思います。
その時に注意しなければならない事で…
その場所の良さが頭の中で膨れ上がってしまい金額がオ―バ―し、
家づくりにまで予算がまわらず、有害住宅を建てざる得ない。
また、敷地も整形のアルミフェンスに囲まれた「これぞ建売住宅です」感
満載の見本市のような無難な住宅になってしまうこと…じつに多いです。
土地に2500~3000万とか、使ってしまえばいかしかたないですね。
(前提として、土地は便利で四角がいいに決まっています…が、)
家が建って住み「土地のポテンシャル」が初めてわかります。
変形敷地といえども、このような土地にはおもしろい家が多いです。
欠点を逆手にとって、スキップフロアなどの試みをした結果、
楽しい家になっていくのだと思います。設計力の賜物といえます。
多少住みずらかったり、コストが上がったりしますが、土地が安い分
差引きは得で、いい家に住めることとなります。
創和建設でも、昨年から今年にかけてのプロジェクト
「相模湖・季のいえ」や「藤野・木蓮の丘」では、まっすぐ入れられる道路を、
わざと湾曲させてつくります。住宅もわざと角度を振って建てたりします。
まわりが住宅地であれば、植栽などで素敵な環境を作ってしまえばいい。
ちょっとした緑が入ることにより、住宅地の匂いが消せます。
「藤野・風のいえ」がまさにその通り…1つの風景になるはず。
ムダと言えばムダ…でもそれがとても楽しい。
こんな風に、あえて土地をくずしたカタチにする工務店もあるのだから、
変形敷地~プラスではないかもしれないが、大きなマイナスにはならない。
それをすることにより、安価な土地が手に入るのであれば…差引き計算。
土地を眺めながら「想像より創造」を考えてみてはいかがですか?
(ただし、災害やインフラ整備、そして生活する上での出費は別の話です。)
変形敷地のローコスト住宅…高尾の木の家
夢の一戸建て~住み始めたあとも、ご家族で穏やかな生活ができるよう
限られたご予算の中で、出来る限り満足できる住まいを創って下さい。
これからの1年…家が建った時のイメージを大切にしながらの
(土地探しや敷地計画)ガンバリます!