2019年07月09日

八王子市 “2世帯住宅・紡(つむ)ぎの家” 第一期造園工事完成!

昨年完成した東京都八王子市と多摩市の境あたりに建てられた“紡ぎの家”。
外装及び内装ともにシラスそとん壁を使った、ちょっと高級でどっしりとした2世帯住宅。

約1カ月をかけての敷地の左半分の芝張りと庭造り(1期工事)が完成。2期工事は、涼しくなってからの薪小屋・アプローチを含む右半分の造園となっていく予定。

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創和建設の建物は、車庫・アプローチなどの外構を新築時に一気に施工することはほとんどありません。施主様がお引越しをされ暫く暮らされてから、リビングからゆったりと庭を眺め、外から家を眺め、庭をどのように使っていくかを考えながら創っていくことが多い。家によっては畑や造園が主役の外構も少なくない。それによって、玄関までのアプローチの動線は湾曲したり90度曲がったりします。もちろん車庫も敷地と直角じゃないことも普通。そして、出来る限り冷たいコンクリート素材やアルミなどの既製品をなるべく使わない庭を考えていきたい。

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どうしたら家が美しく見えるのか…どうしたら庭が美しく見えるのか…、それはお金のかけ方や規模に関系なしで、その家に合った庭がありその人に合った庭がある。

根性が曲がっているせいなのか、縦横直角の外構があまり好きではなく…、
「分譲住宅にあるような定規で書ける外構にしない。必ず手書き(直接地べたに書くことも多い)で書くような柔らかく創造的な外構にしていく」…最終的にはセンスと腕のいい造園・外構の職人さんと付き合っていくということなんですが、(家が出来た⇒車をココに⇒アプローチはココに⇒余った場所に植木)ではなく、(家が出来た⇒ここにシンボルとなる緑を配置⇒それを邪魔しないようにアプローチと車庫をバランスよく)という具合に考えていきます。メリハリをつけながら、外構よりも造園のほうがちょっと上にくる感じです。

来年、残りの庭をつくる予定の“紡ぎの家”。施主共々、私たちもとても愉しみです。すべてが完成した折には、また創和のウェブサイトでご紹介します。