2011年08月23日
「トランジション・タウン」って知ってますか?
本日の世田谷より体験移住希望のお客様のいきなりの一言。
「創和さん トランジションタウン ってご存知ですか?
トランジション藤野は、その トランジション・タウン の核なんですよ」
地元なので知ってはいますが、東京のお客様にいきなり突っ込まれ…。(驚)
昨日の渋谷からのお客様も「週末の トランジション夏フェス に来ます」
この方は「パーマカルチャー・セミナー」でもこの町に来たつわもので、
地域の活性化や町おこしにも、大変興味を持っておられました。
このような人達が電話やメールを含め、かなりの頻度で来られます。
地元の人達でも全員が知っているわけではない「トランジション」という言葉。
「食や住の本来のあるべき姿」「自然と共生する持続可能な暮らし」「地域通貨」
などを具体的に真剣に考えている方たちの集まりです。…(脱)原発も。
また、何事もやる前から諦めない人達の集まりともいえそうです。
「持続可能」ってとても大切なことで、たとえば私たちの仕事「モノづくり」。
まわりと共生しつつ、ちゃんとしていないと、ホント長続きしないんですね。
自分だけ、自社だけは× ⇒ 地元みんなで が大事です。
「藤野」という小さな町が「トランジション・タウン」の先駆者の役割を果たし、
あちこちのトランジションと協力・協調しながら、少しづつ共に広がっている。
今週の土・日に開かれる「トランジション夏フェス」の学び場は、
「里山長屋」「牧郷ラボ」「篠原パーマカルチャーセンター・ジャパン」です。
仕事柄いつも大変お世話になっている、山田さんや池辺さんをはじめ、
知合いの方々も参加というか、受け入れ側の立ち位置なのでしょうね。
忙しい仕事の中、本当に頭が下がります。
そして昨日と今日いらした東京からの体験移住希望のお客様2組。
彼らに共通していることが二つありました。
一つは「トランジションの考え方」が大好きなこと。
そしてもう一つは、生き生きとして楽しそうなこと。
「トランジション・タウン」…古くて新しい世界が緩やかに広がっています。