2011年06月22日

相模原・森林ビジョン(地元の木でつくる家)…まずは足元から。

林野庁は6月1日、2020年までに木材自給率50%以上の

「森林・林業再生プラン」を立ち上げました。

国産材供給量の目標3900万㎥…ってでかすぎてわかりませんが?

私たちの地元相模原でも、国と足並みを揃えて、

最近特に話題になることが多い「さがみはら森林ビジョン」。

「森づくりボランティア講座」という体験イベントも開催されます。

相模原市の約6割を占める森林を計画的・継続的に利用

することにより山や森や里がいきいきとよみがえります。

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アタマではわかっているものの私たち建築会社や工務店は

まず何をすればよいのか。具体的にどう動けばいいのか。

そう、まず「地元の木」で家をつくろう。

(お客様の意向が第一ですが…地産地消をお願いする)

現在、藤野でつくっている建物もパーセンテージは低いですが、

それなりに地元の材は使われています。(里山長屋や湖の家 等)

幸い「間伐材」を含め「相模原産材~とくに津久井産材」は、

住宅をつくるのにとても適しております。(青根・青野原・串川地区)

なかでも、杉と桧は良い木材が多く、志同じくする製材業者さんと

「津久井産木材で、どこのも負けない家をつくろう」を合言葉に

少しづつですが具体的に動きはじめています。

一軒のうち60%くらい「津久井・藤野産の木材」が使用できれば

(構造材・造作材の主たるもの)と思います。

今年着工予定の建物のうち、既に2名の方が、

「地元の木で家をつくりたい」という意思をはっきり示されています。

山のため…森のため…水のため…共存する生き物たちのため

…私たち自身のため…そして次世代の子供たちのため

やがては、私たちのまわりの全てに、とてもよいカタチで帰ってくるはず。

とにかく足元からすこしづつ~小さいことからコツコツと~

一軒一軒の(相模原市緑区)お客様に「地産材いかがですか?」

と問いかけることからはじめようと考えてます。

材の数量が足りるようであれば、昨年・今年に続き

(土地のめどがたてばですが)来年末あたり計画しようと考えている

創和建設「自然住宅限定土地分譲・パート3」の建築協定の中に

「相模原・津久井産材木の使用」のお願いを入れてもいいかも。

「国産材・地域産材」の補助金も、お客様が受け取る仕組みで、

抽選や締切がないように継続していただければ嬉しいです。

「地元の木で家をつくること」が当たり前になる日が来ますように!

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