創和建設には、5社の左官屋さんがいます。

三鷹・大泉学園・上野原・相模原そして五反田。

それぞれ得意な工法があり、

小舞土壁が得意な大泉学園と上野原の方、

白洲壁やジョリパットが得意な三鷹と相模原の方、

そして珪藻土専門の五反田の方。

今回は、その珪藻土専門の五反田の左官屋さんから…。

今まで塗っていただいた現場では、コテ跡を残す

塗りっぱなしがメインの仕上げだった珪藻土。

偽物が多い珪藻土の中でも、100%近い自然素材の

北海道・珪藻土を使う弊害で、フラット仕上げが出来ない。

今回、そこに関西地方のスサを混入することで、

和室にも使える珪藻土が出来ました。

創和建設が何度も何度もお願いして、

ついにつくっていただきました。御苦労さまです。

東京都内に比べ、未だに左官壁が多いという

建築に携わっている1人としては、とても幸せです。

これで、お客様からのご要望にお応えすることが出来ます。

「ホンモノ素材のほぼフラットな珪藻土を…」

低温乾燥機の要望にこたえていただいた相模原の材木屋さん。

そして今回のスサ入り珪藻土をつくっていただいた左官屋さん。

みなさん、我儘なお願いにすぐに対応していただきありがとうございました。

これからも、良いモノがあればドシドシ取り入れていくつもり。

もうひとつ、和のタイルで良いモノが少ないので、

敷き瓦ほどコストがかからず良いモノがないか?

メーカーさんにもいろいろとやっていただく。(ご協力)

    「いつやる?」…「そう、今でしょ!」  (笑)

そしてお施主様へ~スサ入り珪藻土、せっかくなのでぜひ使って下さい。

まだ1度も塗っていないので、ある意味実験…勇気のある方手を挙げて!

4月完成を迎える「モクレンの丘」

平野棟梁がコツコツとつくっている「自然素材の家」。

軒の深い大きな吹抜けを持つ住宅で、

もちろんエアコンに頼らないエコ住宅になっています。

夏の暑い空気の流れ、冬の薪ストーブの熱の流れ…

すべてが良く考えてあるお手本のような住まいです。

窓の位置とカタチでそれはわかります。」

この「里サイド」では、遠くの山並みを見ながら一杯という楽しみや、

移植した「モクレンの木」をご自宅のシンボルツリーにできるという

美味しさもあり、とても楽しい暮らし方ができそうです。

そしてなにより、まわりの自然と住宅との関係性。

間取りではなく、日々の暮らし…手間いらずではなく気持ちよさ

工務店がつくるのは80%…後は暮らしながら施主さんが完成させる。

(工事という意味ではなく、住まう方の色という意味です。念のため)

「そんな家になるんだろうな~」とこの状態でもわかります。

設計は、スタジオikbの池辺潤一さん。

このての「自然住宅⇒自由住宅」では、とんでもない才能を発揮する方。

ダイレクトゲインを良く考えた空間設計には、私たちも感心します。

お客さんのご提案にも…「それ!面白いかも」とまず一言、ニッコリ笑う!

工事途中でも、当初と違う発想が湧いて「こうしましょう」とニッコリ微笑む!

彼の家づくりには「調度いい塩梅」という無垢で自由な柔かさが満ちています。

フットワークと多面性から弊社では「きっとB型だ」としばらく噂になりました。

~現在建築中の「犬と暮らす家」や「里の家・ガレージ棟」もお楽しみに。

sowaのブログ
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最後に、遅まきながらもうすぐ工事用看を建てます。

そこには、こんな文章を載せるつもりです。

「里に住まう…木の家に暮らす」

2月11日(月)…多摩境の家の基本設計の打合せです。

このお客様の行動力・決断力には脱帽です。

思っていたよりトントントントン進んでいる様子。

とっても遠方から来られているのに…。

基本設計を見て、実に良い住まいになりそうです。

外観・内装、そして2階の窓から見下ろす橋本の街。

開放感のある間取りや空間といい、とても気持ちが良さそうです。

施主様の想いと設計者の能力がうまい具合にプラスに

働いているコトが良くわかります。

以前メールのやりとりの中で、

家具キッチンではない、もう少し便利な既成品のキッチンの選択肢を

手の届く範囲で何とかできないかとい要望もあり、検討開始!

まわりを木で囲い、規格品の存在感を薄くするのも一つ。

設備品は限界もあり取り換える品物。個人差はあるが、

建物本体に比べると、優先順位はちょっと下。

現在、創和建設標準仕様として…

クリナップ・エコステンレスとタカラ・ホーローの2社の製品の

値下げ協力をメーカーさんにお願いしています。業務用も…。

そして、木童さんもステンレスキッチンをだしていますよね。

特にクリナップさんは、特にガンバってくれそうな予感がします。

体に悪くないキッチンで、収納力もあり、自然住宅にも相性が良い。

そしてネックになる価格も、「まあ、このくらいだったら良いだろう」

と、言えるくらいになれば理想ですね。まあ高いとは思いますが…。

リビングで曝される事の多いキッチンの質感は、

ヘタをすると無垢の質感とケンカする事も多いので、

これが上手くいけば長年の悩みも少し解消。

どの選択になるかわかりませんが、

このようにお客様からたくさん勉強させていただくことも多いです。

これからの水廻り…

すべてはあなたにかかっていますよ、立川の「○崎さん!」ガンバって。

多摩境の家の行き先は…

杉の家? 檜の家?  どうなるのか?  じつに楽しみです。

とても勉強されている施主さんに信頼されるよう、

私たちもアンテナを出来る限り広げて、小さく縮まらないよう努力して、

皆さんに選んでいただける工務店に!