2014年05月23日
内郷の里プロジェクト…これからの里山暮らし「粟(あわ)の家」
農的暮らしの家プロジェクト…内郷の里
その1軒目「粟(あわ)の家」の現況報告です。
地元・相模原の木を利用して建てていますが、
現在ガルバリウムの屋根工事と外装下地の木工事の真っ最中。
打ち合わせの様子は、創和の原と設計の池辺さんとスタジオ・イエス
の石塚さんが、造作の家具キッチンの打合わせをしているところ。
そして、この建物の素晴らしいところ…
先日ご紹介した「牧野の家」と同じく…抜け感…が面白い。
建物の奥を眺め、上を見上げ…気持ちいいほどの抜け感。
素朴で質が高い威張ったところのない家になっています。
柔らかな家づくりのお手本のような住まいですね。
このブログで良く使われる言葉で、
「家に合わせて人が住むのではなく、住む人に合わせて家を
自由に変えていく間取り」なんですね。可変性と足し算の家。
そして背の低さも、なんとなく落ち着きを醸し出しています。
あと2か月もすると全景が見えてきます…どうなりますか?(笑)
施主さん以上に周囲が期待しているプロジェクトです。
町おこしが盛んな藤野と違いこのあたりはいまだにピュア、
そう、いい意味での「これからの里山」なんですね。
土地も景色も家も、そう…いい感じに気持ちよく抜けています。