2014年05月13日
里まちネットワーク(仮称)小渕の家…2つの地産地消の家の地鎮祭です。
北相模・甲斐東部 里まちネットワーク
昨年度の国交省・地域型住宅ブランド化事業
神奈川県相模原市と山梨県上野原市の森林組合が頭となり
結成された地産地消のグループ「里まちネットワーク」。
創和建設も工期の短いなか積極的に参加し、
東京都の「武蔵村山の家」に続き、この2軒が着工します。
長期優良住宅という無垢の家づくりでは相反する仕組みの中、
どうにかこうにかカタチになるようにつくっていきます。
相模原市緑区小渕の高台の平坦な土地
そして1日中ポカポカと陽が当たるとても暖かい土地
南には日連地区の山がきれいに見えています。
先日の八ヶ岳山麓の「北杜の家」に続き、
5月9日・10日と2軒続いて地鎮祭が催されて、
「さあ!これから」と気合いが入りました。
ともに、無垢・漆喰・白洲壁・薪ストーブ・ペレットストーブや、
自然エネルギーも取り入れる楽しい住まいになります。
この「里まちネットワーク」は、
相模川と桂川という二つの県を跨いだ流域の林業者・
製材所・プレカットセンター・設計者・工務店・協力業者が
地域の発展や山の整備、そして長期優良&地産地消の優良住宅建設の
目的のため、垣根を乗り越え手を携えてスクラムを組んでのチームです。
昨年5軒、今年も4~5軒という私たちですが、
この「小渕の家」のように2軒並ぶということはとても珍しい。
「里まちネットワーク」の指針になれるよう、お客様にもご協力いただき、
これからの決して長くはない工期の中でしっかりつくっていければと、
そしてチームの広報活動も含めて、地域ブランドというくらいなので、
ハウスメーカーではない、そして建売住宅ではない、地元独自の
木を使った自然素材の家づくりを目指していければと考えています。
みんなが繋がって、少しでも地元工務店へ意識が動くよう
そんな気持ちが湧き出てくるような家づくりになっていければ成功。
ありがたいことに、某大手新聞社もチームに注目してくれているようです。
神奈川県と山梨県…相模川と桂川の協力体制
県境を越えた藤野の「里まちの家」の2棟の地鎮祭です!
(見ての通りウナギの寝床です。完成見学会も期待してます。)
10月には畑の中のこの場所に、柔らかで自然な2軒の家が完成し、
あたりの町並みも、ほんの少しだけ変わって見えることを期待して…。
バブリーな時代を過ぎてまともになり、人の価値観も大きく変わり、
これからの本当に豊かに多様化した暮らしが見えてきそうですね。
2軒の邸名は後日お客様から連絡があります。きっと素晴らしい名まえが…。