2014年05月04日

匠の町・しもすわあきないプロジェクト…見てきました。

卓球女子が頑張ったこの日、

ゴールデンンウィークを利用してちょっと視察。

場所は、長野県諏訪市下諏訪の御田町で展開されている

「匠の町・しもすわあきないプロジェクト」

若き匠(モノづくり職人)を集めて地域活性をはかっている町。

そこには自治体・地域だけでなく地元のいろいろな団体の協力や、

昔からそこに住んでいる近所のおじさんおばさんの協力がみてとれます。

そして思っていたより地味な感じが、余計につくられた感がなくグッド!

「ちょっと、うろちょろしたくなるような町を目指そう」…みたいな。

今回は、その御田町商店街の中の真ん中あたりの木工屋さん、

それも少し不思議な木工屋さんへ飛び込んで、

いろいろと世間話に花が咲きました。(ゴロンドリーナ開発室さん)

嫌な顔一つ見せずに、楽しそうに応対していただき、

とても心地いい充実した時間が過ごせました。

ここに住みたい若者やここでモノづくりをしたい若者は、

商店街の活性化を目的とした地元のおかみさんたちの集合体

「みたまちおかみさん会」の「おかみさんフィルター」にかけられるらしい。

それを通過した若者だけが、ここで商売をすることを許され、

そして応援してもらえるらしい。

大型店舗が席巻しているなかで、小さな商店が軒を並べて

少なくとも商売として成り立って、そして若者が増えているという理由は

こんなところにあったようです。

どこに行っても同じ町並みではなく、ここにはここの特色があり、

古いものはちょっとだけ変えてお金をかけずに利用すること。

そのコマーシャルは、どこが予算を組んだかしらないが、

かなりしっかりした冊子がたくさん作られていて、それも素晴らしい。

自己満足ではない、みんなでしっかり広げようという気持ちが感じられます。

宣伝すること~大切ですね!

そしてお店の看板には、この地域で地域活性化を目指す各種団体の名前が、

一列にズら~っと並んでかけられてあり驚きの一言。

市を含めたみんなが協力していることがわかります。

それにしても「おかみさんフィルター」…興味深々ですね。

たいへんなこともたくさんあると思いますが、

みんなの努力で、シャッター通りが無くなった「みたまちあきないプロジェクト」。

同じ長野県でも小布施とは一味も二味も違って…こっちのが好きです。(笑)

大型ホテルのたくさんある上諏訪ではなく、地元に根付いた下諏訪にも、

時間があったら足を運んでください。そこには面白い拾いモノがあるかも…。

諏訪湖・ゴロンドリーナさん・そして玉石積みが素敵な路地の写真を少しだけ。

       
       
         
       
       

空家…シャッター通り…逆に自由に面白いことが出来そうだ!

リノベーションを施して住まう・お金をかけるかけないは別として、

住まいというより「暮らし方」がカッコいい人たちが多いようです。