2014年04月25日

「芹(せり)の家」…材木屋さんへ行ってきました。

上棟して数週間…

「平屋に暮らす…連のいえプロジェクト」の2軒目「芹の家」

この住宅の屋外の持ち出し部分の化粧の構造材の選定に、

施主様・設計者・そして私たち創和の計4名で行ってきました。

場所は、「行ってきました」というほど遠くはなく、

地産地消の家づくりの大きなメリット⇒とっても近い!

相模原市の青野原地区の材木屋さんの井上製材さん。

当日は、井上社長自らが木材選定や削りに加わり、

調度いい寸面のとてもいい木材を提供してくださいました。

設計の山田さんも満足そうでした。

いつも思うのですが、

「材木屋さんや林業の皆さん、そして大工さんたちは、

木を優しくなでるように、す~っと触る」そしてみんないい顔してる。

このあたりの木に対する想いはみんな共通しているんだろうな。

「康の家」に続き「芹の家」も、化粧の無垢の桧と杉の家。

そしてここ「連のいえ」の一番の特徴は、

私たち工務店だけでなく、設計者も棟梁もすべて同じメンツで

すべてをつくりあげていくこと…厳しい仕事の中での阿吽の呼吸。

そしてこのような「顔の見える家づくり」をできる幸せ。

伐採する人…製材する人…設計する人…施工する人…施主

すべての人が一堂に会する昔ながらの家づくりなんですね。

   
   
   
   
   

私たちのような若造(そんなに若くはないが)に、この味はでない。

同じ顔のしわでも深さが違う感じがします。そして重さも…。

生きてきた歳月の長さとその生き様と…なによりDNAが違うから。

  「同じ言葉を吐いても…そう、どこか違うんですよね。」

最後に、「芹の家」を含んだ「連のいえ」のまわりの景色はとても清々しい。

2軒建っただけなのに、ほんわかした長閑な中に凛とした空気も感じます。