2013年08月12日
伊那(長野)大特集3連発…第3弾 「最後は古い映画館・伊那の旭座」さん
伊那3連発トリを飾るのは薪ストーブでもなんでもなく伊那の映画館。
カラーじゃなくセピアカラーだったら間違いなくタイムトラベル。
仕事抜きで楽しみにしていたのがこの古い映画館です。
この1日だけの大急ぎの視察とはいえ、ここは外せない!
仕事とまったく関係ないが、この昭和の空気はなんとも言えないですね。
(一番最後に載せますが、じつは最初の早朝6時頃。)来てよかった。
古い…歴史がある…それも地方にある映画館…個人経営…素敵です。
ニュー・シネマ・パラダイスに代表される古い映画館にはドラマがある。
ファンモンのラストの解散pvでも映画館の最後の1日を映してました。
↓映画館と撮影技師の最後の1日を追ったpv(ロケ地。テアトル石和)
さて、伊那の駅から川へ向かってしばらく歩くとこの映画館はあります。
昭和っぽい通りの景色も懐かしい感じ。(上映は「風立ちぬ」といまどき)
チャップリンだとかやってるといいんだけれど…客が来ないか?
シネコンしかできない時代にホントたいしたものだ。
このような映画館が2つもあり、続いていること。
ユーチューブなど自宅で映画は見れてしまうという今、
経営されている方も偉いし、見に行く伊那のお客さんもやはり偉い。
その旭座さんの建物を見上げながら、
古いものが残ってる…うん、みんなが偉いんだ…と感嘆!
早朝の誰も歩いていない中、この路地も看板も雰囲気良さげで(笑)です。
隣の「演歌」というスナックの看板もいい…これも(ザ・昭和)という感じ。
新しいだけだと、どこにでもあるという無個性になってしまうので、
このくらい昔が残っていると面白い。雑多な空気もなぜか楽しげです。
伊那市…生活感のある地方の中心都市のいい所をいっぱい持った街でした。
夕方、伊那の繁華街で開催されているお祭り。(ダンシング・オンザ・ロード?)
という宇崎竜童?さんがこの街のために書いた曲だと聞きました。
かなり大きなお祭りのようでしたが、参加しているみんなが、その曲を
揃って唄って踊れるのでビックリ。かかる回数も異常に多い。みな元気だ。
「これから3回連続でかけま~す!」とか言ってました。(笑)
そしてこの祭で最も驚いたこと~本部がマイクで「撤収」の声をかけると
潮がひくように(たぶん1000人単位)全員がバーッと引き上げる。
荒れている若者もいない、みんなで祭を楽しむとう意識が強いんだろうな。
こうして、
1日だけの伊那(イエルカさん・DLDさん・旭座さん、)それぞれ良かった。
「伊那は○-な」(このダジャレのフレーズ、街中でいくつか見ました)、
ということで、これにて駆け足の長野・伊那3連発は無事終了です。
かんてんパパを買って中央道へ…そして思う「なんて遠いんだ!」
次回は、木曽で温泉にで浸かって養命酒も飲んでゆっくりと…。
それにしてもこのあたりの村は中川村だけでなくどこの村も
「自ら幸せになるぞ~」と村おこし地域おこしが実に盛ん。
なぜかとても元気そうです。長野県の特徴なのかもしれない。
明日から、また仕事ブログに戻ります。