2013年06月13日
fujino・繋がる家… 地鎮祭です。
今月はじめ、藤野の日連地区にて地鎮祭が行われました。
平屋プロジェクト「連のいえ」のすぐ近く、
そしてこの家も偶然…とてもありがたいことに…平屋となりました。
ただしこの平屋は木の家という特色以外に別の顔を持っています。
タイトルで「繋がる家」という名を持ってきたのには理由があり、
地元の皆さんが地元の山の木を間伐(きらめ樹間伐)して、
そこに地元の森林組合さんが加わり、そして最後に私たち。
山と家が繋がり、人と人も繋がる…そんな「繋がる家」なんです。
小さな平屋ですが、家が出来るまでの中身はとっても濃い。
この家の打合せがきっかけで、地域ブランドへの参入も道筋が見え、
「みんなで何とか出来る」を感じさせます。
山の再生を考える人、木をいろんなものに製材する人、家を建てる人
標高の少し高い山から中間の製材所、そして建築地の平地まで、
素材と顔の見える…半径5キロ程度のギュッと詰まった「繋がる家」
ここに来てやっと分業制がはっきりして、着工できそうです。
やはり1企業が家をつくるのに比べスピードはゆっくりになります。
それでも、お釣りがくるくらい意味のあることのような気がしています。
建築を生業とされていない一般の方々が家づくりの第一歩の
皮むき・間伐をされたことに尊敬を抱きながらも、
「意味のある家づくり」「意義のある家づくり」って、
いったい施主様にとってはどうなんだろう?と考える。
そんなものはとりこし苦労で、
施主様は「みんなはりきってやってるね~」とにっこりと微笑む。
最後に、(ここに携わる様々の建築関係の職人さん)は、
いつもと変わらずきっちりとしたお仕事をしていくのだと思います。
(大工さんにとっては、どこの材も善し悪しの判断のみ!)
地域ブランドとリンクしながら「繋がる家」…現在秒読み段階です!
この家の設計は、「繋がる」といえば、そう、スタジオikbの池辺さん。
神主は、創和建設・不動産部の西田御大のもう一つの顔(多才です)。