2012年09月18日
「相模原市緑区…里のいえ」…棟上げです。
相模原市緑区名倉の広大な斜面の200坪アッパーの土地。
勝手に「里のいえ」と名付けた(2年前)この区画…。
360度自然に囲まれた…そんな自然のなかにポツポツと
素敵な家が出来ていきます。
里山長屋から始まり、この「里のいえ」で4軒目。
家が建っていくに従い、景色も良くなっていくような…。
そんな家づくり・町づくりに、ちょっとだけ参加できることを
建築に携わる者として、とても幸せに感じております。
土地は、そこに建つ家に設えで、どんどん良くなっていきます。
そんなことをヒシヒシと感じさせてくれる現場でもあります。
1年以上もこの土地にこだわり続けたお客様ですが、
やっとの想いでここまでたどり着きました。
そんなめぐりあわせだったのでしょう。
この住宅は敷地のどこのラインにも合わせていない設計となり、
そこがまた分譲の匂いを消しています…自然ですね。
母屋・車庫棟・蔵の3軒が建築されます。その絶妙なバランスも楽しみ。
地元「相模原・津久井産木材」を利用した無垢の住宅。
⇒地域ブランドそのものです。
(地域が良くなれば会社も残っていける、会社が残れば個人も…
個人個人が生きていくためにも地域の活性化は必要です。)
そしてセルフビルドも多いこの家は、お客様のスキルに頼る面もあり、
竣工時期が予定より若干遅れる可能性も否めません。
今日は3連休の初日で、材料の到着が遅れるというアクシデントも
ありましたが、無事ここまで棟上げが出来ました。
地熱利用の「里のいえ」…これから登場する回数も増えていきます。
田舎暮らしと言っても、2種類あります。
駅や町まで徒歩圏で里山も徒歩圏ないいとこ取りの立地に建つ家。
不便を絵にかいたような土地だが、風情のある里山ど真中の家。
お客様の価値観で、どちらも最高なんだと思います。
家づくりでのアップ率が高いのは前者です…後者は元が高いので。