2014年06月08日

聖跡桜ヶ丘の夜…どしゃ降りの中で「ウィスパー・ノット」!

日頃お世話になっている八王子の方から♪ライブ♪のお誘い

京王線の聖蹟桜ヶ丘の駅前のコンサートホールにて、

ファンキージャズの集い…のようなコンサートです。

演者も客も平均年齢が高い…ホントに高い…60代は間違いない。

当日は250人は入れる箱が、ほぼ満席状態。

チャーリー・パーカー~ホレス・シルヴァー~アート・ブレーキー~等々

2時間たっぷりアットホームなファンキージャズを堪能してきました。

大好きな、名曲「ウィスパー・ノット」もやってくれてご満悦の夜。

高齢のジャズマンなので、緩い中にも背筋をのばした感じで、

とにかくさらりと上手い。難しい曲も簡単に奏でてる。

寡黙なピアノ・饒舌で楽しげな管楽器トリオ・仕切ってるドラム

そして一言も喋らないがいい雰囲気のベース(病み上がりらしい)

この年代のバンドの皆さんは、立ち姿・立ち振る舞いが良いんです。

命を絞り出すような限界まで吹き放つ若いジャズもいいが、

このようにプロがきっちり背筋を伸ばした老獪なジャズもいい。

油っ気がそぎ落とされたような安心できる音色?

このコンサートは33回を迎えるということで…聖跡桜ヶ丘、羨ましいぞ!

とくにそれだけ聴きに来る人たちがいることが羨ましい。

     

ライブハウスと違って「酒が飲めない」…音を聞きながら酒が飲めないって、

2時間が限界だという事を改めて思い知った日でした。ありがとうございます。

      う~ん「ウィスパー ノット」…やはり名曲だ!

この方とは、いつか一緒に「横浜・ちぐさ」へと約束して解散。

「横浜・ちぐさ」か?次はアルコールを少しだけ体に補充しようと心に誓う。

夜、会社から少し離れる…ジャズと酒という少し体に悪そうな違う刺激が

…そしていつもの仕事に戻って健康住宅へ邁進…じつにいいバランスだ!

人も音も空気も「窮屈じゃないこと」がこの音楽の一番いいところなんだろうな。