2013年07月30日

「上野原市・カフェみたいな美容室」…上棟です。

山梨県上野原市に上棟した「カフェみたいな美容室」

上野原市内で長年第一線で営業されている(ベストホーム)さんの、

3区画分譲土地の1軒目になります。(3つすべてが注文住宅)

住宅も併設で、外装を塗り壁・床を楢・壁を漆喰で仕上げた

ちょっとこ洒落た雰囲気になります。

特に店舗部分は経年変化も楽しめるように、

緩いこだわりの内装に想いを馳せたお客様が、

吉祥寺の某カフェを参考にとデザインされました。

「すべては緩やかな模倣から始まる」…だれかの言葉。

このような個性的な住まいが増えていくと景観も変わっていきます。

先日上棟した「自由すぎる家」にも言えることですが、

家を選ぶのではなく、自分の住みたい家を造る事の大切さを痛感します。

最近メディアでもとりあげられ、注目されている若者の集まる街は、

古い建物をリノベーションしたり、創造的な住まいやショップが出来たり、

画一化されていないどこか楽しげな自由な空気が漂っていますね。

汚い木や外壁にペンキを塗っただけのリノベーションでも、

プレハブ化住宅よりよほど素敵に見えることがあります。

窓枠をやめて塗りこんだりと、クラックが入りやすいなどの弊害もありますが、

それを考えても余りある恩恵も受けられます。(個人の考え方ですが)

バブル期の「金持ってんぞ住宅」や「なんでも便利住宅」ではない、

大なり小なり違う価値観の「味のある住宅」「雰囲気のある住宅」が

これからも求められていくのでしょう。(これは間違いなく無くならない。)

そう「健康や環境に配慮した家づくり」と同じくらい大切なこと、

それが「みんな同じではない創造的なそして自然な家づくり」です。

皆さん、セメント系の外壁ではなく、なるべく木や塗り壁にしましょう。

ちょっとくらいヒビが入ったていいじゃないですか。

人だって歳を重ねれば皺の一つや二つ…それが自然というものです。

(高倉建のように、皺ひとつだって見方によってはかっこいい。)

セピアカラーで映し出した時、歴史を感じ雰囲気のあるような…。

ここまで近づくのは難しいとしても、だいたいの方向はこんな感じ。

ほっとする手づくり感…程よい柔らかさ…そして自然に自然に…

それでは、上野原の街にできる「カフェみたいな美容室」の上棟の様子です。

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ここは、あきる野の石川棟梁が腕をふるいます。

温和で、お客様とも笑顔で応対してくれる若い大工さん。

相模湖ガルの家も担当し、手刻みもできる優秀な方です。

石川棟梁、見方によってはハンサムで錦戸亮君に似ています。

そう見方によってはで…斜め60度くらい?…ほとんど見えねー!

ハンモックカフェってこんな感じ↓の雰囲気
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無垢の質感と白い塗り壁の柔らかさをイメージ