2024年07月29日

古くて新しい街…“OKAYAMA・KURASIKI”

今回は、ストック写真より…なんとなく落ち着きがある県…“岡山県“。
私たちは、建築に偏った見かたしか出来ませんが…岡山じつにいいです。
神戸のある近畿・兵庫県と中国地方の経済と観光の雄の広島に挟まれながらも、
個性豊かな文化と発信力を持って存在感を放っている。


白壁とナマコ壁土蔵多くの素敵な建物が並ぶ昼も夜も美しい倉敷美観地区。そこにはゴーギャンやモネで有名になった大原美術館、大正時代の建物をリノベーションした蔦の絡まる老舗のレトロカフェのエル・グレコ、やはり蔦のホテル&レストラン旧倉敷紡績所のリノベ建物の倉敷アイビースクエア、美観地区の入り口、いい感じの観光案内所の倉敷館、倉敷デニム関係の建物も…、その他にも倉敷民藝館や大橋家住宅をはじめ多くの古い建物が残っています。少し離れているが、水島コンビナートの夜景もカッコいい。


国の伝統的建造物保存地区み指定されているジャパンレッド・ベンガラとボンネットバスで有名な赤の町・吹屋ふるさと村。ベンガラ格子の町屋が約300m続いている。その建物群の中心となる片山家住宅。散策中に布やさんの店員さん(奥様かも…)は、海外の方もおられました。その大きいとは言えない街道からちょっと登ったところにある廃校になった現役最後の木造の学校…旧・吹屋小学校も懐かしかったです。その他、吉備津神社など忙しい1日です。



余った時間で、倉敷をはじめ岡山で街並み保存を考えている不動産会社・設計事務所・建設会社なども訪ねがら…中には現場も見せていただきながらとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。古くて新しい街“OKAYAMA・KURASIKI“いいですよ〜。