相模原市緑区牧野地域の傾斜地に建築中

 「命が輝く家」…抜け感が絶品!

この家は、傾斜地というデメリットをメリットに変えた設計と、

まわりの丹沢の山々の景観というチカラを借りて、

とてもいい塩梅に仕上がっていきそうです。

さらにこの家の「抜け感」は絶品で、

いつものように南側に大開口、北側は風を抜く窓という配置。

リビングと土間が中心に気持ちのいい抜け感がある。

床・壁・天井・ドアなどの建築のパーツのすべてが、

この抜けている空間を創りだすために存在しているような感じ。

スキップフロアもその空間の面白さにもう一つの楽しみを与えてます。

外観もとてもシンプルで威張ったところが微塵も感じられず、

奇をてらうことをせず、普通に美しいカタチなんだと思います。

 「奇をてらわず程々に」…ヘタな小細工はナシ!

完成が楽しみなこの家…工期はたっぷりかかりそうだ!

鷹取棟梁に「いつまでかかりますか?」と時々聞くと、

今のところは~そのたびに首をかしげながら苦笑い。

それだけでこちらには十分伝わってきます,ハイ。

現場の清掃もとてもいきとどいています。

風のいえの「藤野・土間のある家」から「高尾の家」へ…

そしてこの「命が輝く家」へと、とても難しい家ばかりですが、

いつものように頑張ってくれている鷹取棟梁に感謝です。

引っ越し後に「住まう方の色」が加わって、どんどん雰囲気が

滲み出てくるような、そんな「足し算の家」になる予感…。

     背の高くない家は、やはり美しい。

   
   
   
   
   
   
   

この気持ちいい抜け感は、設備配管のスペースなども苦労が少し…。

苦労したぶんだけ良い家になっていくんだろうなと思っています。

やる方はたいへんですが、ただ誰もがみんな普通にできない仕事が、

これからの厳しい時代を生き抜いていける財産になるような気がします。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」…抜け感の面白さって…大切です。

 施主さんの、過剰な便利さを求めない清々しさと潔さに乾杯!

4月5日・6日の土・日開催の相模原市をあげてのイベント

市役所前の桜並木のまわりで開催される相模原・桜まつり。

市民会館の駐車場の上には、住宅系と環境系の団体。

その中に私たち創和建設は参加しました。

予定通り「カンナ掛けの体験・挑戦イベント」と

弊社が日ごろ生業としている自然住宅の関連ブースを出展。

途中、雨風雹など混じり、北風も強く厳しい2日間でしたが、

みんなの協力もありたくさんのお客さんに来ていただきました。

特にお子さんは大喜びで、カンナで削った桧を嗅ぎながら

「いい匂い~」と叫びながら、何回も何回も削っている強者も。

建築模型をじっと見つめながら、屋根をはずしたりつけたりと、

そんな子供を見ているこちらの方が感動してしまいます。

桜まつりは大きなお祭りなんですが、

環境系のもう少し小さい祭典もあればいいのに…独り言。

エコ・地産地消など環境に携わっている企業・団体だけのイベントも

政令指定都市・相模原ではやってもいいのかな?と思いました。

相模原・環境フェス!住宅部門…こんな感じかな?

それでは当日の様子…ほぼお祭り。

     
     
     
     
     
     
     

       笑顔…笑顔…笑顔の2日間でした。

リノベーション…「相模湖・千木良の家」

昔建てられた質の良い住宅の改修工事は難しい。

もとが良いだけに、いまどきの建材を使うと価値が下がる。

この相模湖・千木良の家もまさにその部類。

ただ、お金をかけ放題というわけにも当然いかず、どうするか?

○ 施工エリアにやるところやらないところの縛りを設ける。

○ 既存の建具等などは、出来る限り再利用する。

○ 耐震を落とさない程度に広々と計画する。

○ 5年後、十年後に馴染むことを考えながら計画する。

○ 既製品にはなるべく頼らないことを心がける。

こんなことを考えながら弊社で設計施工をしたリフォームの1軒です。

キッチンも造作が最高ですが、コストバランスという意味で既製品、

やはりここを最初に譲り、基盤はきっちりと経年変化するものでつくります。

いい感じの「捨てないリノベーション」が出来たと思っています。

それでは、とりあえずの完成ちょっと前の「千木良の家」の今!

    
    
    
    
    

これだけ素晴らしい建具…やはり使わない訳にはいきません!

上下継ぎ足してはおりますが、塗装をかければ問題なし!(笑)

藤野・日連地区に完成した「カフェ・てくてく」

とても大きな箱で、たくさんの方々が働きます。

地元・相模原の木で構造材のすべてをまかない、

地元・相模原の設計者(スタジオ・ikb)さんが描き、

地元・相模原の建設会社(創和建設)が音頭をとり、

地元・相模原の職人さんたちと一緒に作りました。

個人住宅より一層「地元感」を意識した現場になりました。

  「みんな,、てくてくさんにぜひ行きましょう!」

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

ココは、たくさんの元気な笑い声と優しい大人たちの箱です。

現場の前を通りかかる近所の方々から「良くなりましたね~」の

お声かけもあり、携わった職人一同とても嬉しそうでした。

相模湖に建築する仮称「オークハウス」

遠くに高尾の山並みを望む立地に建つ無垢の現代住宅。

オークハウスの名まえの通り「楢の無垢材」を多用します。

節の少ない重厚なナラの質感を生かした住宅。

どちらかというと、雰囲気は若干洋風になります。

そして前面の広い庭には器具庫と畑がめいっぱい。

大きなウッドデッキを抱えた白い2階建てのお洒落な住まいです。

いつもは便利さよりも心地よさと能書きを垂れている私ですが、

この建物は便利でさらに心地いいを目指しています。

無垢の質感とコストバランスがとても難しい建物ではありますが、

施主様と一緒にみんなで知恵を出し合い、一般住宅とは違った個性が

感じられるような家づくりを目指していきます。

海岸ではないですが、「ターナーの絵」みたいな

           ラスティック感になればいいな~とか思っています。

こ洒落た感じでカッコいい、だけど薄っぺらくない→→頑張ります。





        上棟後の第一印象→デ・カ・イ

~ご近所・ライブニュース~

6月7日・相模湖にて、二胡コンサートがあります。

音だけではなく見た目もじつに美しいチェンミン。

日本に留学(共立)していた経歴もあるはずで、日本びいきのようです。

二胡という楽器は、ソロもユニゾンもオーケストラでも美しい。