2015年10月23日

藤野電力・ワークショップ…牧郷ラボにて2回目の参加見学!

2度目の「藤野電力ワークショップ」参加!

藤野電力…日本でここ数年もっとも活発な市民電力の一つ。

(藤野さんという方が始めたのではなく、神奈川県の藤野町の

トランジション有志により起ちあがった市民電力グループ)

きっかけは、今でも大きな傷跡が残る未曾有の

東日本大震災の時…東京電力が滞り、計画停電が

何日も続き、こんなに東京に近いのに、今あちこちで

何が起きているのか、情報も来ない、そしてこちらからも

発信できない、電気の大切さ、いかに私たちの生活が

電気というものに頼り切っているか?

こんなことを考えていたメンバー(地域通貨のグループの

メーリングリスト)に「自分たちに何ができるのか」…

「電気を自分たちでつくろう!」みたいな文章が流れたらしい。

そこからはじまった「藤野電力」は、今では日本中へ出張し、

ワークショップを開催し、その他にもイベントや祭りを自力で

東電のチカラを一切借りずに成功させるまでに至りました。

今回は、地元「牧郷ラボ」でのワークショップ。

私が参加したのは2度目。前回は創和建設で、そして今回は

家族と一緒にプライベートでそっと参加。

小田島さんたちの、起ち上げのきっかけや、その時のご自身の

気持ちなどが聴けたことが、前回とは違い楽しかった。

その行動力だけでなく、特に持続力には頭が下がります。

           ↓そ れ で は↓

   

(旧)牧郷小学校の模造校舎、ここが藤野電力の秘密基地

   
正面玄関の外に展示してある看板とパネルが?感満載

   

建物内のワークショップの入口には「電気屋」の吊下看板
   
小田島さん自ら、電気のイロハを分かりやすい言葉でまず

   
キットはこれだけ。これを説明を聞きながら組み立てていく

   
この日は茨城や埼玉からわざわざ来られた方もいました

ちなみに、創和建設の建物には数多くの藤野電力の

パネルが搭載されています。万が一、再度計画停電

などがあった際には、そのすべての家々が情報発信

の基地として役立ってくれるのだと思います。

ちなみに、弊社の藤野におけるお客様の電気代の平均は、

1ヶ月2500円くらいかと…。大型のソーラーを搭載して

電気をたくさん売ることではなく、使わないことに一生懸命な、

そして東電に乗っからないオフグリッドの形態をとり、

1個人や小さなグループが出来ることをやっていくのだと

…それも、見るからにほんとに楽しそうに…ここも凄い!

先日、相模原市にて「城山のガルハウス」が完成!

そして時を同じくして「上野原のガルハウス」が上棟!

ガルバリウムの外装は、とても気を使います。

ヘタをするとただのトタンの倉庫に見えてしまう。

設計の、それも外観のデザイン力の勝負。

今年度は「カフェ・てくてく」さんのガルバリウムの家が

賞をいただきました。(2年ぶり)

来年も、とりあえずは、数軒エントリーする予定です。