明日、日曜日10:00~15:00 相模原市緑区日連

          「柿渋の家」にて

   小さな家とセルフビルドのエコ住宅内覧

必要最低限の壁と建具  低い階高  いい感じの曖昧さ

外部との豊かな関わり  イエルカ薪ストーブ  などなど

エコな暮らしをされている作家の木下さんの住まいを

その柿渋染めの作品ともども見ていただけます。

ご興味のある方はどうぞ…創和も隅っこで地味に座ってます。

    
    
    
    

今回は、何も宣伝していないのでとても暇なような気がします。

お時間のある方はぜひ世間話をしに来てね…雨っぽいけど。

     ☆ 書籍「奇跡の村」のご紹介


今日は、書籍のご紹介、奇跡の村(集英社)~相川俊英著

         地方は「人」で再生する

日本の3つの小さな村や町のことが書いてあります。

小さいながらも個性的で元気な自治体の紹介本。

そして何故?ここでこの本をご紹介するかというと…

そうなんです、その3つ目の「奇跡の町」が「藤野」なんです。

地方再生・活性化に関する実例本に載る…いいですね~。

都心に近いこと、人口の半数以上を移住者は占めること。

いろいろとその要因はあると思います。

それにしても「奇跡の…」って、凄いタイトル。

       .これも、住人みなさんが頑張ってるおかげです。

この町だけは、お役所主導ではなく、住民主導なんです。

地方の再生は、名産や観光だけではないんですね。

短期的にはそれでいいが、長期的な活性化を考えると

そこに何があるかではなく、どんな人たちがいるかが大切。

  

堂々と紹介していますが、実は私まだ読んでない。

地元の町づくりがとりあげられているので、

創和建設、スタッフ一同こぞって読まなければ。

11月いっぱいは藤野・サニー・サイド・ウォークの月。

日連地区の秋の長期イベント。陶器市やぐるっと篠原、

そしてサニー・サイド、その他にも各所で勝手にバラバラ

1年中イベントが…このあたりも「人で再生」の所以。

勝手ってところもいいですね~。

11月8日(日)には、私たちも「柿渋の家」にいます。

別のミニイベントの一環で、「食と住」の楽しみイベント。

お暇な方は、ぜひ「柿渋の家」に来てください。

簡素で小さな家の心地よさ・素晴らしさが実感できます。

自然で小さな家こそ最大のエコであることも含めて。

(最近、とくに露出が多い建築家の伊礼さんのように)

当日の「柿渋の家」はサニーサイドのイベントと合同です。

  

          ではでは…「奇跡の村」のご紹介でした。

   上野原のガルハウス上棟!

山梨県の最西端(神奈川県との境)の上野原市

ここ上野原市内では、創和建設では6軒目のガルバリウム

を利用した家が上棟しました。

ベストホームの専務・中村棟梁をはじめ関係者も集まり、

このちょっと目立つ家の上棟をお祝い。

そして創和建設の原監督が全体を仕切ります。

先日もここで書きましたが、ガルバリウムの家は難しい。

何が難しいって柔らかくない分格好をつけるのがとても難しい。

金属がトタンに見えるかガルに見えるかは、

その設計のデザインセンスにかかっています。

細かい納まりは、ちっとだけ置いといて…

全体の外観イメージを崩さないことを一生懸命考える。

キリッと引き締まった外観と同様に、

内観もイメージ通りぶれないで最後まで突き進む。

このあたりは「カフェ・スタイル」の家と同じ。

成功すると大化けする…そんな「ガルハウス」です。

この家は、「ガルの王道」のデザインなので間違いなし。

それでは、「上野原のガルハウス」の上棟の様子です。


「相模原・城山のガルハウス」の完成公開は、

もうすぐです。(こちらの外装は、シルバーカラー)

  山梨県「地産地消・大月の家」

来月早々に上棟する「都留の家」と同じく、

少し遅れて着工する「大月の家」も、

木材に地元・山梨県の木を使います。

それも、施主のご実家がもっている河口湖の山の木。

ここまでくると地産地消というより「昔の家づくり」のよう。

北都留森林組合さん・南部森林さん・甲斐東部プレカットさん

きなり舎さん・創和建設・平野棟梁・そして施主のAさん

みんなで見に行き、切り出して使えるものを選定。

使えるか使えないかではなく、こうして集まりなんとか使おう

という事だけでも不思議と楽しい。

一言で「価値観」という言葉ではくくりきれないが、

今の若い方の考えと行動力には尊敬の念を抱きます。

Aさんのここに至った理由は2つ

「先祖代々の山が荒れているので少しでも役に立ちたい」

「自分の家に、先祖代々の山の木を少しでも使いたい」

とても良いこと…でも良いことを実行するのって難しい

そんな難しいことを迷いもなくやろうとしているAさんご家族。

「地産地消・大月の家」の着工は、来年3月あたり?

これから細部の実施設計や地盤調査に入っていきます。

今日の画像は「河口湖の山でのみんな」です。

(河口湖に遊びではなく、みんなで真剣に木を見てます。)

   
   

山の木って、遠くから見ているのと近くで見るのとは

まったく違います。近くで見ると…やたら太い!

こうして、とても意義のある間伐になります。

2度目の「藤野電力ワークショップ」参加!

藤野電力…日本でここ数年もっとも活発な市民電力の一つ。

(藤野さんという方が始めたのではなく、神奈川県の藤野町の

トランジション有志により起ちあがった市民電力グループ)

きっかけは、今でも大きな傷跡が残る未曾有の

東日本大震災の時…東京電力が滞り、計画停電が

何日も続き、こんなに東京に近いのに、今あちこちで

何が起きているのか、情報も来ない、そしてこちらからも

発信できない、電気の大切さ、いかに私たちの生活が

電気というものに頼り切っているか?

こんなことを考えていたメンバー(地域通貨のグループの

メーリングリスト)に「自分たちに何ができるのか」…

「電気を自分たちでつくろう!」みたいな文章が流れたらしい。

そこからはじまった「藤野電力」は、今では日本中へ出張し、

ワークショップを開催し、その他にもイベントや祭りを自力で

東電のチカラを一切借りずに成功させるまでに至りました。

今回は、地元「牧郷ラボ」でのワークショップ。

私が参加したのは2度目。前回は創和建設で、そして今回は

家族と一緒にプライベートでそっと参加。

小田島さんたちの、起ち上げのきっかけや、その時のご自身の

気持ちなどが聴けたことが、前回とは違い楽しかった。

その行動力だけでなく、特に持続力には頭が下がります。

           ↓そ れ で は↓

   

(旧)牧郷小学校の模造校舎、ここが藤野電力の秘密基地

   
正面玄関の外に展示してある看板とパネルが?感満載

   

建物内のワークショップの入口には「電気屋」の吊下看板
   
小田島さん自ら、電気のイロハを分かりやすい言葉でまず

   
キットはこれだけ。これを説明を聞きながら組み立てていく

   
この日は茨城や埼玉からわざわざ来られた方もいました

ちなみに、創和建設の建物には数多くの藤野電力の

パネルが搭載されています。万が一、再度計画停電

などがあった際には、そのすべての家々が情報発信

の基地として役立ってくれるのだと思います。

ちなみに、弊社の藤野におけるお客様の電気代の平均は、

1ヶ月2500円くらいかと…。大型のソーラーを搭載して

電気をたくさん売ることではなく、使わないことに一生懸命な、

そして東電に乗っからないオフグリッドの形態をとり、

1個人や小さなグループが出来ることをやっていくのだと

…それも、見るからにほんとに楽しそうに…ここも凄い!

先日、相模原市にて「城山のガルハウス」が完成!

そして時を同じくして「上野原のガルハウス」が上棟!

ガルバリウムの外装は、とても気を使います。

ヘタをするとただのトタンの倉庫に見えてしまう。

設計の、それも外観のデザイン力の勝負。

今年度は「カフェ・てくてく」さんのガルバリウムの家が

賞をいただきました。(2年ぶり)

来年も、とりあえずは、数軒エントリーする予定です。