昨年から今年にかけての住宅づくりで、

以前に比べ大きく変わったことがあります。

それは「セルフビルド」で家づくりに参加すること。

「体に負荷をかける材を使用するくらいなら、

その分のコスト削減のために自分でやってしまえ」です!

なかには、内壁をすべて施主施工という大胆な家も。

ここ十年、少しづつ増えては来たのですが、

ここまでのセルフで出来るモノなのかという感想です。

それも、量だけではなく、レベルがかなり高いのです。

今年施工のいくつかの「セルフビルド住宅」をご紹介します。

各家はブログで紹介していますので、詳細はそちらで。

~これらのセルフのお客様の特徴~

みなさん東京や横浜から「田舎暮らしや移住」を目的に、

藤野・相模湖・宮ケ瀬に移り住む方が約8割です。

ハウスメーカーさんの展示場に興味を示さず、

そこらに建っている家に多いに興味を示す。(賢いですね~。)

下の写真の「季のいえ」の窓手摺がアルミではなく木製。

これだけで、家の雰囲気がガラリと変わる、不思議です。

全てがこの調子で、スケール感や質感の才能があるんだと思います。

コストの管理もしっかりされている。かけるところにはかける…など。

そして最終的には良い住宅が出来ていくんでしょう。

「ほんとに尊敬の念を抱きます。私が建築家でなければ無理!」

完成物件

藤野・吉野「思いっきりセルフ住宅」
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工事中物件

相模湖・寸沢嵐「季のいえプロジェクト」
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これから物件

宮が瀬・鳥屋「湖の自然住宅」
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藤野・綱子「森の音楽スタジオ」
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その他にも

現在施工中の  藤野・名倉「風のいえ」

夏頃施工予定  藤野・名倉「里のいえ」

年末施工予定  藤野・名倉「木蓮の丘」

のプロジェクトにおいてもセルフビルドが入ります。

(この藤野・名倉という土地は、セルフビルドの大名行列です。)

 「小さな小さな コミュニティ」

先週の日曜日、「木蓮の丘」の3名のお施主様が集合。

これから始まる(小さなコミュニティ)の顔合わせです。

(芸術家の方が多く住んでおられる集落に出来ます)

個人的なことは細かく言えませんが、楽しい企画になりそう。

(道路・井戸水・木蓮の木)の共有…皆さん前向きでした。

創和建設の昨年からのコミュニティのゆるやかな分譲計画、

 湖のいえ⇒風のいえ⇒季のいえ⇒そして木蓮の丘

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この顔合わせの最後に、お施主様からご提案。

木質バイオマス燃料を使ったウッド・ボイラー(名古屋エーテーオー)

検討の価値ありです。(この新築物件2軒の間での使い方?)

また「藤野電力」の小型電力(蓄電)の試みも話題に上りました。

ここに初めて立ち会った設備屋さん、目を丸くして

「みんなで将来を見据えて創る」にびっくりしていました。

だれも自分のことだけを考えず、全体の敷地をまず考える。

パーマカルチャー的な生活をしたい方、カフェを開きたい方…。

あ~だ・こ~だと楽しそうに話し合っている。

楽しい「家づくり」と自然な「庭づくり」でいい「家庭」ができるのでしょう。

新しく住む方々が仲よくする。ある意味セコムさんより強い防犯装置ですね。

東日本の震災以来、お客様の間でも「いざ!」と言う時の危機感が…。

「藤野電力」は3月の相模湖の住宅「完成見学会」にて、参考にして下さい。

(4月の・風のいえ・の見学会)でも見ることが可能です。

来年の今頃には、藤野(名倉)の土地にもう一つのエコが加わります。

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● 「木蓮の丘」…一番の試みは、そう「小さなコミュニティ」そのもの。

古い木造の駅舎「中央線・藤野駅」

弊社のドまん前にあり、お世辞にも豪華とはいいがたい。

ただ、なぜか味があるんですね、これがいいんです。

景色の邪魔にならない。おくゆかしいんです。

お隣の「ふじの音」とのバランスも良く、

改修と聞いて少し心配です。

どこにでもある無個性の金属的な駅舎は勘弁してほしい。

リノベーションで質のいい駅舎…期待しています。

ひと昔の藤野駅には、ほんとに(藤の花)が咲いていました。

「故郷に帰ってきた人」や「田舎暮らしを望む方」の心に残るような、

そんな駅舎ができれば最高ですね。質素でかまいません。

もう少し緑を植えていただけると(笑)ですね。

近くには、「高尾」という古い駅もあります。

私が好きだった「国立の駅舎」も様変わり。残念。

安全性やバリアフリーもあるので何とも言えず、

コストも限られているのでしょう。

● JRさんのセンスに期待します。(↓高尾)
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昨年からすすんでいる「藤野・風のいえ」

現在3軒の住まいがつくられています。

● 地熱利用の自然住宅

この家は以前この地に建っていた古民家の古材も

積極的に利用しております。コストのためではなく、

捨てるのが可哀そう…惜しいというお気持ちから。

この古材もこの家に再び参加できたことにより、

少なくとも120年の寿命が確保されたことになります。

その他「仕掛けのたくさんある」楽しい住まいです。

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● 伝統工法の木組みの住宅

この家は手キザミの木組みの家(小舞土壁)です。

3人の棟梁が力を合わせここまできました。

地熱の家とともに、土間には藤岡瓦を敷きこみます。

屋根熱(太陽熱)利用の「そよ風」のため、

屋根は瓦とガルバの2重になっています。

落ち着いたたたずまいの住宅になっています。

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● 小舞土壁の平屋の住まい

先日もお知らせした伝統住宅。

3月初頭の上棟を目指し、コツコツ刻んでいます。

上記の2軒と同じように、神奈川県産材(相模原材)

ほんとうの地産地消の住まい。

化粧の材木を刻んでいる様子です。

木組み・平屋・深い軒…いい日本家屋だ。

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● 4軒目の「風のいえ」

現在「基本設計」に入っています。

先日のお客様とのお話では、想像より早めにあがりそうです。

このブログに書かせていただくのは5月頃かな?

1生に1軒の住まい…竣工までモチベーションを保って下さいね。

ビオフォルムさんと素晴らしい信頼関係が結ばれているようです。

いつもながら、遠足の前日の子供のようにドキドキです。

500坪の土地にこの4軒が散りばめられ、そこに自然な植栽が…。

1年後にはどんなコミュニティーが出来ているのでしょうか。

         た・の・し・み・で・す。

2月も仕事のブログばかりになってしまった。

3月はアタマをもっと春にしてノ―天気に…!

思 い 出 は こ こ か ら

先日のお客様から聞いたちょっといい話。

そのお客様の故郷にある古い映画館「旭座」。

この大型シネコンの時代に、信州で今でも立派に営業をしています。

お話しを聞きながら「ニュー・シネマ・パラダイス」を想い出しました。

その日の夜にうれしくなってすぐに調べて(ニッコリ)です。

そこには、シネコン慣れしている私たちが、どこかに忘れてきたような、

そんな懐かしい風景がありました。

映画を観ることが、とても贅沢だった時代。(街の真ん中にありました。)

大人も子供たちも、目がキラキラ輝きスクリーンを見つめ…

映画館…そこは特別な場所。そして少しだけ大人にしてくれます。

伊那・旭座 の 空気をあらわす言葉をもうひとつ

~親父と初めて観にいった映画は「ブルー・スリー」でした~

皆さん、ホームページを1度見て下さい…和みますよ。

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   機会があったら行ってみよう…少し遠いな