2012年01月03日
肝に銘じる言葉…「男の品格」の人。
同じ仕事を何十年もしていると…
頭の中を整理整頓するために、
自分を律する言葉の力を少しだけ借りることがあります。
40代・50代・60代…成熟して大人になるのか、子供に還るのか。
特にこの行動が、大人げないものか、それとも前向きなのか
の判断や、他人の目線が気になる時にこれを読んでます。
私のような「小市民」にはもってこいのバイブルです。
タイトル ~ 40歳から「面白くなる人・つまらなくなる人」
著 者 ~ 川北義則
少しだけ抜粋してご紹介します。(だいぶ端折ってます)
● 伊能忠敬が旅に出たのは齢五十の時であった。
仕事も遊びも再加速する「人生二毛作」開始の時。
● 十年単位で物事を考える。
それが変化に強い生き方を可能にする。
● 慣れには手抜きがひそみやすい。
いい俳優とは、緊張を忘れない俳優である。
● 「ニュートリノは何の役にたつのか?」
「何の役にも立ちません」とノーベル賞の小柴さん。
● デジタルとアナログ…
アナログには「あいまいさも愉しめる遊び心」が詰まってる。
● 薩長同盟の成功は坂本龍馬のおっちょこちょいの産物。
「おっちょこちょい」~失敗も多いが、棒にあたる機会も多い。
● チャーチルにとって最高の遊びは1日中レンガを積むこと。
充実した時間がそこから始まる。金がかからず熱中できる。
● いつも同じ顔ぶれでゴルフや酒? みんなと同じことはしない。
そんな「へそ曲がり」がふえないと未来は暗い。
● 英語の「Old」には「いい・信用できる」という意味もある。
最後に中古車になるか、クラシックカーになるか。
(ちなみに、この著者「男の品格」を書かれた方です)
特に「慣れには手抜き~」の言葉は、シンプルだが心に響き戒めになります。
どんなに難しい仕事でも…ちゃんとやらなきゃ、私たちの仕事だから!