先日ここでお知らせした「南大沢の家」の外構が完成。

建物の正面全体に渡るウッドデッキとフェンス。

周囲は、アルミ&スチールのフェンスばかりの家が続くだけに、

この質感とこのサイズはやはり目立ちます。

家がシンプルなホワイト系なので、その色合いはとてもいいです。

年間20を超えるウッドデッキをつくっている創和建設ですが、

やはり「イぺ&ウリン」のデッキは特別で、

価格もそれなりに高額にはなりますが、

長寿命と洋風な設えという点では特別なようです。

開発が著しい新興住宅街の中、外と繋がる暮らしも考えられない

立地とはいえ、このように一つの家で完結する家づくり。

ポカポカした週末のお休みの日、ご家族がこのデッキの上で

仲良く笑いながら遊んだり…お茶を飲んだり…酒を飲んだり…

            「いいですね~。」

    
    
    
    

宅地造成のコンクリートの質感も、このデッキの木の質感で

いい具合に柔らかくなっています。

とにかく広い面積を持つこのテラスデッキの下には、

端から端までポリカの集水装置を吊り下げて樋に集めて道路へ。

あと2年くらいすると、いい感じに色が褪せてくると思います。

今年の創和建設は、リフォームの比重も増えています。

新しいスタッフも加わり、リフォーム・リノベーションのサイトも

そのうちに起ち上げる予定。もちろん大切なのは…素材感です。

八王子市のJR中央線高尾駅からまっすぐ北へ

高尾台の住宅街に建築予定の「高尾台の家」

施主様は建築士の資格も持つインテリアデザイナー

(創和はこのようなインテリア系の施主さん多いです)

周囲の建物に馴染みながらも、個性的な外観を持つ

そんな綺麗な家になると思います。

里には里の、街には街に似合った家があり、

それはカタチだけでなく木のパーセントだったりします。

この家は、いつもの創和の家と少し違っていて、

床とドア以外は木の質感を少しおとなしめにしています。

このあたりで、お洒落な雰囲気が醸し出されるのでしょう。

偶然今月は高尾の家の2軒のご紹介からはじまりました。

先日お知らせした見学会のご報告。

化学物質過敏症(シックハウス)の方のための勉強会の結果です。

勉強会といっても、施主様ご自身の家づくりでの苦労話や、

どうやって暮されているかなど、生きた言葉で語っていただきました。

それだけ化学物質のケミカルな家は厳しいということ。

素材を丹念に吟味し、お会いしてから1年半以上の月日をかけて…。

参加されたお客様、創和のスタッフともども「目から鱗」の勉強会。

確か2年ぶりの企画かと記憶しています。前回同様今回もウロコです。

家とは人が暮らす場所。いい家を造るためには、

十人十色のそれぞれ違った家づくりがあることを前提に、

お客様ご自身が一番気持ちよく暮らせる家を探すために、

「ショールームではなく実際に建てられた家の完成見学会や

住んでおられる住み心地見学会などに数多く参加しする」こと。

ここまでは、いつもの家づくり~シックハウスにおいては

この空間だけでなくそれ以上に「大丈夫な素材を探すこと」。

いろいろな家を見て、たくさんの住まい手さんの話を聞いて、

その家の空気をいっぱい吸い込んで「これなら大丈夫!」と、

それぞれの家づくりに、どうぞいっぱい役立てていってください。

「暮らしの見学会」はOBの施主様のご協力が無ければ叶いません。

今回は、土壁の家とくんえん杉の家の施主様にご協力を仰ぎました。

ありがとうございました。みなさんたいへん参考になったようです。

    
    
    
    

 多摩産材の桧と杉、そして高知県の土佐栂と土佐漆喰

 木舞土壁で全面囲われた良質な住宅です。シンプルで、

 伝統工法により金物・釘・接着剤がとても少ない家です。

 モノが少ないことも写真からわかります。匂いの発する

 モノは出来る限り回避するスケルトンの暮らしがベター。

 最後の縁側スペースは、外気とワンクッション置くという

 施主様の考えだったそうです…素晴らしい考えですね。

今回の見学会の2軒は、年月を重ねた今でもいい家でした。

何年経っても丁寧につくられた木の家の価値は変わらない。

次回は、来週の「里まちの家・住み心地見学会」です。

こちらの結果報告は再来週あたりになります。

   高尾の家・上棟!

東京都八王子市高尾にある多摩御陵

      その近くで目出度く上棟を迎えた「翠陵の家」

大きな箱だが、その中身は何故かがらんどう。

     どうしてがらんどうか?

あとから施主さんの好みの仕上げをご自身の手により、

ガンガン施すから。このガンガンという言葉が

大げさではないんです。

外装・床・内装、すべてに施主様の手が大きく加わります。

    それにしても想像以上にデカい。

セルフビルドもここまで来ると大変そうです。

セルフの多い創和建設ですが、ここまでのセルフは数えるほど。

無垢材のある意味しつこさを排除していき、よりシンプルな家に、

チルチン人というよりブルータスに掲載されるような家になります。

そのハーフビルドと呼べるセルフの様子は後日ということで。

    
    

薄暗い中での上棟式…棟梁はじめ気合の入るひとときです。