2015年12月12日

山梨県河口湖鳴沢、施主さん自ら間伐…俺の家の大黒柱は親父の山から切り出す!

河口湖の鳴沢にて間伐イベント開催!

来年の春から着工の「大月の家」の木材の切り出し。

樹齢100年を超す大きな杉の木を2本、

施主さんと施主のお父さんが協力して切り倒しました。

どういう訳か、山梨県は、山ばかりの県なのですが、

こういう事って神奈川県より不思議と少ないんです。

北都留森林組合さんの協力のもと、安全に注意を払いながらの

この楽しい時間…早朝8時半からお昼過ぎまでの一大イベント。

創和建設からは、私と担当監督の小俣が参加。

テレビ局の取材もあり、施主様ご家族にとっては、

一生想い出に残る一日となったことでしょう。

それにしても先日の「都留市・結の家」といい、ここといい、

今年から来年にかけての山梨県の施主さんはやたら凄い!…

凄すぎる!

自らチェーンソーで大木に挑戦した施主さんは、この先ずっと、

夏に完成する予定の「大月の家」のリビングに座りながら、

ドーン!と存在感のある大黒柱と化粧の大きな梁を見上げ、

先祖代々受け継いできた山と今日の日に思いを馳せることでしょう。

地産地消は、とってもいいこと。でも、いいことってちょっと難しい。

そのちょっと難しいことをやり遂げた施主さんに…大拍手です。

    ↓ここから当日の様子を写真でご紹介↓

   今日の主役は笑顔のこの方…施主のAさん
   

   自前のチェーンソーで100年超えの木の伐採
   

   北都留森林組合さんと一緒に挑戦しています
   

   現場から少し離れてご家族が見守っています
   

   チェーンソーの音が静かな山に大きく響いてます
   

   木が倒れはじめ、私たちにも緊張が走ります
   

   ドーン!いう音と振動とともに予定通りの位置に
   

   お父さんの切り出した端材を前にお子さん笑顔
   

   伐採完了後にはテレビ局の施主さんインタビュー
   

   3世代そろい踏みで、何を喋ったのでしょうか?
   

  ついでに私にもインタビュー…面白いことも言えず、
   
  真面目に答えてしまった。何故かバックに墓地(笑)

木材の地域材利用(地産地消)はCO2の削減や地域活性、

山の復活など良いことばかりですが、もっとも素晴らしいこと、

それはご自身の家への愛着が増すこと。セルフと一緒。

このように自ら伐採まではいかずとも、どうぞお声かけください。

「国産材を使いたいんだけど」「地元の木を利用したいんだけど」

もう一つ「僕んち山の木を使いたいんだけど…」

地域ブランドや地域グリーン化以前より、相模原市内にて数十軒

の経験がありますので、難しいことは一切ありません…ご安心。

唯一のデメリットは、大量伐採&大量運送&大量消費の

輸入材に比べると、ちょっとだけコスト高。なんとかならんのか!

乾燥は、低温・常温乾燥機で、ここはなんとかなります。

北都留森林組合・南部町森林組合・甲斐東部原木市場 さん

みなさんのおかげです。ご協力ありがとうございました。

帰りに皆で食べた富士吉田名物の「吉田のうどん」も格別でした。

今日は長くなりましたが、山梨県は鳴沢村間伐のご紹介でした。

                                 それでは