「大地&創和」によるプロジェクト第一弾。


     「里山で暮らそう」


着々と準備が整いつつあります。

4月の本番を目指して、土地の整備・資料の作成、

を含め、今出来る事は全てしようと思います。


最終的には「藤野の土地…ここの持つポテンシャル」

に期待して、素のままを見ていただく…かな?。


「大地を守る会」を意識して2年、関係を持って半年、

そして今回このような共同事業が立ち上がり、

少なくとも「はじめの一歩」を踏みだせることに感謝です。

上野原市内にて、無垢の「お木楽ハウス」に続き…

もうひとつの「片流れのいえ」が予定通り上棟しました。


上野原市内のお世話になっているべストさんの5区画目です。

スパンスタイルで外装を仕上げるスタイリッシュな外観です。


  内装は少しダークな感じになると思います。

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~もうすぐです~

また、現在設計に入っている(ほぼ完成に近い)二つの家。

「大空間を持つ無垢の平屋住宅」…ともに藤野に建つ予定。

ウキウキする大屋根住宅がもうすぐカタチになりそうです。
ともにウッドデッキを抱えた木質系の外観となります。


高額なイメージがつきまとう「自然住宅」をある程度抑えた

価格設定で(しかも平屋を)造る試みでもあります。

それぞれ周りを見渡しても、同じような家が一つもないような、

個性的で創造力が豊かな住まいになればと思います。


1軒は、完全に「バリアフリー」に立ち向かっています。

床に段差をわざとつけて、奥行き感を出しています。

施主様の生活スタイルがそのまま家に反映されます。

限りなく、間仕切りを排除した間取りも二重丸です。

杉・メープルなどの木をふんだんに使った2軒となり、

いつものように、無垢材と白洲の塗壁との組合せです。

あとは、バランス…バランス…バランス…バラ…です。

設計にかけた時間の倍の価値はありそうです。


それぞれ眺めが良い立地を最大限利用した計画で、

南面の大型FIXを額縁に見立て、景色を絵のように

見せるという、「湖のいえ」や「風のいえ」と同じ考え方

で創っていきます。(共に都内から移住してこられる方)


お客様の強い想いと、若い設計者のセンスが光ります。

                      

                         …楽しみです。

    (久しぶりのオススメ映画・米2004)
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   きみに読む物語(レイチェル・マクアダムスがいいです)



なかなかブログを更新しなかったり、文章が硬かったりと

社内でも不評な私に変わり、姪にはホントに助かります。

20代の彼女のブログからは「夢と自由と未来」を感じます。


それでは、50代の夢?でもないけれど、

         とりあえず今日は「リノベーション」を書きます。


四月初めの完成を目指し、弊社の新社屋のリノベーションが、

   (というほどたいしたものではありませんが)

着々と?行き当たりばったりで、ボチボチ進んでおります。


とっても古~い町屋を、コツコツと…あまり「お金をかけず」に

そして「造り過ぎない」ように注意しながらやってます。

いざとなると、この「造り過ぎない」が難しいんですね。

「引き算の論理」…これって大切なことなんだろうな。


また、耐震補強もしながらなので、古さを残すのもそれなりに大変です。

(それでも大きな地震がきたら、表に一目散に逃げるつもりです。)


他の古民家から引き揚げた古材も利用し、雰囲気が残せたらと思い、

大工さんには言いたいことを言ってます。(やる方大変!)

古材の欄間を利用して「行燈」も製作中です。


完成のあかつきには、この古い町屋の中で一杯飲みながら

(ジャズを聞こう…じゃなくて、一生懸命仕事しよっと!)


↓着工一ヵ月後の現在はこんな感じになっています↓

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   もともとは、この建物です。なにしろやたら古い!


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   この柱は他の古民家の大きな梁を移築しました。


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   無垢の杉で拵えた本棚です…味があります。


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   もともとあった玄関の天然木…もちろん残します。


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   二階の天井ももとのまま…経年変化の極みです。


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   新しく杉で造った無垢の打合せテーブルです。


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   洗面カウンターも無垢の桧で造りました。


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   スタッフの入口となるH1500の潜り戸の下地です。


床のくんえん杉もおわり、来週からは外装の漆喰や杉板の仕上げ。

そして内装の漆喰・白洲・杉板・エコカラットなどが順番に入ります。

完成まで一カ月、自社のことで確かにモチベーションはいまいち

ですが、なんとかカタチにしようと…頑張っていこうと思います。


昔の建物の復活なので、(大工さん・左官屋さん・塗装屋さん)

の腕と気合いにかかっています。特に古色染め!ガッツ!!

            

                      言うだけ(口だけ)番長より!!!



ついでの写真…先日何年かぶりに楽器屋さんでウキウキしてきました。

ず~っと触ってたので、そこの店員さん遠巻きに変な眼で見てました。

(大学卒業と同時にギターを売ってしまった日…懐かしい想い出です)

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定年後にもう一度~爺さんバンド~くるみpvみたいに(夢)








2011年03月05日

剣橋

剣橋と書いて、ケンブリッジと読むんだそうです。そのまんまですね。でも、日本語と英語混じってるのが何か面白い。
オックスフォードに行った翌日、シェイクスピアが生まれたストラトフォード・アポン・エイヴォンという村に行こうとしたんですよ。
というわけで、オックスフォードに行った疲れでちょっと朝寝坊してから起きて、ヴィクトリア駅のバスターミナルに行って、チケット売り場に並んだんですよ。
で、「ストラトフォードに行きたいんですけど」と言ったんですが、窓口のアフリカ系のお兄さんが、「日本人デスカ?」と何と日本語で訊いてくれたわけなんです。
「どこへ行きマスカ?」と訊かれて、
「ストラトフォード…」と放心気味に答えたところ、
「ストラトフォードに行くには、朝の8時のバスに乗らないと行けませんネー」とお兄さん。
「今から行くと、帰りのバスに乗るまで2時間くらいしか滞在できなくて、ストラトフォードを楽しめませんネ」という的確なアドバイスが。
残念だったのですが、悔やんでも朝寝坊した時間は帰ってこないという現実に目を向け、別の行き先を探すことにしました。
「ケンブリッジなら大丈夫そうですか?」と訊くと、
「ケンブリッジなら、もっと長くいられマス」とお墨付きをいただき、急きょケンブリッジに行くことになりました。
びっくりしたのでチケットが発券されるあいだに「日本語お上手ですね」と言うと、
「ワタシは日本に留学していましたから。あと、そのときの私の彼女が日本人(←最重要)」
とのことでした。
「イギリスの滞在を楽しんでクダサイ」というお兄さんの温かい言葉に見送られ、のそのそとバスに乗車。
行った先はこんな感じでした。
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もろ逆光ですみません。
オックスフォードのほうが景色は重厚な感じがしましたが、ケンブリッジは比較的明るくて爽やかな感じがしました。
建物もきれいだったけれど、何より釘づけになったのは川沿いにボートや小舟を浮かべて優雅なひとときを過ごす場所があったということです!!
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天気が良かったこともあって、羨ましい限りでした。
水面が近くて気持ちよさそう。
でも私はやってません。お金なかった。。。
でもでも、川のすぐ横に散歩道があったので、しばらくふらふらと歩いてゆったりしていました。
鴨の親子とたわむれたり。
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母鴨:私が鴨ですが、何か?(キリッ)
ほのぼのしてて、とてもいいところでした。
日曜日だったのでひとっつもキャンパス入れなかったけど!!
でも綺麗な町だったからよしとする!!
就活中につき、エントリーシートの執筆に追われてこちらが滞っていてすみません。
先日、大学のキャリア支援室でエントリーシートを添削してもらったのですが、
「この項目、書くことなくて苦し紛れだったでしょ?」
と、図星な指摘をされてしゅんとしていました。
というのは嘘で、他の項目はかなり誉めてもらったので自信がつきました。
図星な指摘をもらったところについてもヒントをもらったので、これからはちゃんと書けそうです。
キャリア支援室のアドバイザーの方や、大学の先生から、
「君なら大丈夫だよーはっはっは」という言葉をもらうたび、何か裏があるのではないかと思ってしまいます。
疑い深い人間って、これだから嫌ですね!!
素直に喜べばいいものを!!
これまでは旅に出る前、目一杯バイトしてそのお金で行くのを繰り返していました。
社会人になったら、同じ額のお金をもっと短い時間で稼げるんだと思うんですが、行く時間がなさそうです。
働きやすいことで有名なインフラ業界の先輩も、「学生の内に、遠くて行きにくい欧米に旅しておいた方がいい」と仰っていました。
「旅行なんて一回行ったら終わりじゃん」という人もいますが、その一回の思い出が何にも代えがたいので、学生の内に東欧とか北欧にも行ってみたいです。

山梨県上野原市内の古民家通りから少し入ったところに、

「レッドシダ―・ガルと白洲のいえ」が無事上棟となりました。

無指定地区なので、とても自由な設計ができます。ホント自由。

これから、絵を描くように建物をどんどん変えていけるんです。

(ここで注意は、いらない物を付け加え過ぎること!)


外装・床・天井の仕上げに「無垢材」をこれでもかと使います。

家中どこを見ても「木」が目に入る、とても楽しい家になります。

ホールの薪ストーブがとても似合う住まいができると思います。

バルコニー面の「レッドシダ―・チャネル」の使い方が勝負です。


大工さんは、そこそこ若い厚木の「スーパー大工の関戸君」です。

彼は、大工さんですが、2級建築士の資格も持っている努力家です。

頭の良さと、腕の良さを持ち合わせています。…ちょっと褒め過ぎ?

施主様からの、是非とも彼にという「ご指名」。…大工冥利ですね。

弊社の場合、他の大工さんも同様このご指名パターンが多く、

その関係で、申し訳ないですが半年近く待っていただくこともあります。


この家のニックネームですが、「イベント」でも書いたように

(木に囲まれて楽しく暮らす)という意味で、これからは…


「お木楽ハウス」と呼ぶ事にします。((笑))

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   土台伏せです。
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   胴差し完成。


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   軸組み完成。

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   「上棟式」のはじまりです。


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   恒例の「木栓の儀」です。

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   [ジュース?]で乾杯です…。


↓弊社の過去の完成物件で、最も近い建物です。↓

この建物をさらに「無垢無垢しくした感じ」になります。

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「お木楽ハウス」は梁と梁の間もパイン材の30ミリを敷き詰めます。

  6月末頃には、完成した建物を見ていただける予定です。

  この建物もなんとか次のホームページに載せる予定です。

「お木楽ハウス」もこちらの建物も、どちらもそれぞれいいですよ。
日曜日の今日、1か月ぶりに「相模大野」にて、

(住宅相談会)を開催してきました。…疲れた。

あちらの方にも自然住宅の素晴らしさをわかって

いただけるよう、月一回ですが…ガンバロ―!


来月より「地熱利用のエコ住宅」に真剣に取り組む

予定でおります。コストパフォーマンスが問題です。


営業力が皆無の弊社ですが、相模原市や八王子市

のみなさん「自然住宅」は言葉以上にいいですよ。

材料メーカーさんの間違ったコマーシャルに注意です。

せっかくの戸建の住宅を手に入れるのに

マンションのような空間になってしまっては悲しいですね。


「バブル時代とは違った意味での本当の贅沢な暮らし」


安っぽいがいらないものまで何でも付いている家ではなく、

1つ1つがとてもしっかりとしていて、骨太でシンプルな家。

…その選択肢の1つがこのような「自然住宅」だと思います。

(今時の住宅は、完成時からの落ち込みが早過ぎる。

 修繕しても、雰囲気もなにもあったものじゃない感じになり、

 経年変化とは程遠い。国の方針とメディアの勘違いに

 消費者がクレーマーと化した弊害が充満しています。

 「本当にいい家を」理解されてない方が多いと思います。)


弊社の只今建築中の「小舞土壁のいえ」を見上げながら、

「そんなに派手ではないが、質実剛健なたたずまい」と

「中に入ったときの独特の空気感」を感じつつ考えます。



3日後には、もうひとつの「片流れの住宅」が上棟します。

街中なので「お気楽 もとい お木楽ハウス」のように

自由ではありませんが、決められた範囲の中で

少しでも良い住宅になるよう、創っていこうと思います。


お金持ちではなくなった日本が、物ではない贅沢を考える時代。

それは人によっては時間だったり、また家族だったりと。

これからの「贅沢な暮らし」ってどんなカタチになっていくんだろう。

…と言いつつ、しっかり(ロト6)買ってます。当たらないけど!